桧の床板とルーフィング | 奈良県古民家再生協会ブログ

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床貼りの作業中です。

杉板の捨て貼りの上に桧の床板を貼っています。

桧も無地ではないですが、ほぼ無地に近い上小というランク

の桧です。

ややピンクがかった色をしていますが、経年変化でややあめ

色に変化します。

床板は実加工がしてあってくぼみと出っ張りを差し込みながら

貼っていきます。

この部分に釘を留めるので仕上げれば釘は見えません。

結構固いので当て木をしながら叩き込むようにして貼ります。

この床板は乾燥していますが、新建材のフロアーとは違って

空気中の湿気を吸ったり吐いたりするので、さらに乾燥状態

になると継ぎ目に隙間が出ることがあります。

反対に湿気を吸えば板同士が押し合う状態になります。

床板は釘やビスでしっかり固定するので浮き上がったりする

ようなことはありませんが、収納庫などがあると蓋が開けに

くくなることがあります。

こちらは屋根です。

ルーフィングという防水紙を貼ったところです。

和瓦を葺く予定ですが、結構厚みのあるルーフィングで遮熱の

ために表面は銀色をしていて、小さな突起がたくさんついています。

重ねの部分での毛細管現象を抑えたり、突起で隙間を造ることで

通気が取れるようになっています。

ルーフィングは割と盲点で、何を使っているか知らないことが多いと

思いますが、種類やランクがたくさんあります。

安いものから高価なものまであり、耐久性も変わります。

また、性能として遮熱性を持ったものや透湿性を備えたものもあります。

透湿性は大事です。

屋根の面でも結露は起きます。

結露を起こすと雨漏れのような状態になり野地板という屋根の合板を

腐らせる原因になります。

新築時やリフォーム時に屋根をふき替えたりすることがありますが、

どんなルーフィングを使っているかは確かめた方がいいと思います。

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