古民家の小屋裏 | 奈良県古民家再生協会ブログ

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築70年の家の小屋裏です。

リフォームを検討されているので梁の組み方の

調査に来ています。

小屋裏は現代の家では見られない広さがあって、

小屋裏に部屋が作れそうです。

リフォームで間取りが変わると間仕切りの壁や柱

が移動することになります。

それで事前に壁をどの位置に持ってくるのが最適

か、この柱は移動しても大丈夫かといった調査が

必要です。

柱は足元は土台でつながっていて、頭の部分は梁

で繋がっています。

家の構造を保つには柱や壁はこの土台と梁で繋が

っていることが必要です。

どこにでも作れるものではありません。

(耐力上必要のない壁や柱はこれに限りませんが)

現代の家ではこれほど長い束が使われることはあまり

ありませんが、雲筋違といって斜めに板を打ち付けて

あるのが普通です。

壁の中に入れる筋かいと同じ考えです。

しかし、昔の家は写真のように水平に貫という部材を

使っています。

柱を貫通して木栓で止めています。

この方法は土壁の下地にも使われています。

古民家ではあまり使われない火打ちという部材が

見えます。

梁と桁で造られた四角の隅に取り付ける斜材です。

普通三角形の短辺は3尺(910)ですが、かなり長い

火打ちが使われています。

水平剛性はかなりよくなると思います。

日本の木造住宅というのはいろんな造りがあります。

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