クロスと左官 | 奈良県古民家再生協会ブログ

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クロス工事の最中です。

こちらは左官屋さんが下塗りの最中です。

 

現代の家では仕上げ工事としてどちらかは必ず仕事があります。

一昔前まではクロス工事というものはありませんでした。

ほとんどが塗り壁で仕上げていました。

左官屋さんの仕事がたくさんありました。

土壁塗りから、外壁や内壁の漆喰、聚楽、天井まで塗ることも

珍しくありませんでした。

1年に2件か3件の仕事があれば、年中ずっと仕事があったそう

です。

しかし、この左官仕事は工期と手間がかかります。

この水を使う(混ぜる)仕事というのは湿式工法といって乾燥させ

るための期間が必要です。

そこへ、現場が汚れやすいという面もあります。

作業効率と経済性が求められるようになり、乾式といってサイデ

ィングや化粧合板、そしてクロスへと家づくりにかかわる仕事は

変わってきました。

浴室などは今でもタイルを貼って仕上げることはありますが、

ほぼユニット化されています。

10日ほどかかっていた仕事が1日で終わります。

 

ここ数年、自然素材に人気が出てきて左官屋さんの仕事も増え

つつあるように思いますが、それでも、クロス工事に比べればま

だまだ少ないそうです。(1割にも満たないとも)

この手間のかかる仕事、いいとは思うのですがこれから人で不足

が続くと手作業というものはだんだんと減っていくのでしょうか。

それとも、この分野だけは残っていくのでしょうか。

ごく一部のぜいたくな家にだけ使われるようになるのでしょうか。

どうなるかはわかりませんが、求める人がいる限りは続いていくの

でしょうね。

 

 

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