一家の大黒柱 | 奈良県古民家再生協会ブログ

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大きな差鴨居という鴨居とケヤキの大黒柱が立っています。

この大黒柱は50センチ角くらいあります。

リフォーム工事の最後に少し磨いてもらったのですが、

顔が映るくらいに光っています。

 

今の家に大黒柱はあまり使われません。

当社では必ず1本大黒柱を建てるようにしていますが、

昔のようにケヤキを使ったりはしません。

手に入りませんから。

手に入ってもかなり高価になります。

それで、5寸から8寸角程度の杉やヒノキを使っています。

しかも、1階だけのことが多いです。

 

昔の大黒柱は屋根まで伸びているものもありますが、

太いものでは1階だけのことが多いです。

ケヤキという木は曲がりやすいですから、そんなに長い

大黒柱は取れなかったのでしょう。

桧ならあるかもしれません。

大黒柱として使うために何年も寝かせていたといわれます。

 

大黒柱はなくても家は建ちます。

昔は太い材を組み合わせて構造を持たせていましたが、

今では合板や筋違で構造を持たせていますから、太い柱は

必要ではなくなりました。

当社のように飾り的な使い方がほとんどです。

家の大黒柱もなくなりましたが、「一家の大黒柱」という

言葉も死語になりつつあるように思うのは私だけでしょうか。

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