床組の今と昔 | 奈良県古民家再生協会ブログ

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今の家の床組です。

今の家といってもこれは当社の仕様で今でも根太

を使っています。

現代の木造住宅では根太を使わず大引の上に合板

を貼って床下地にする施工方法が主流です。

こちらは築100年くらいの家の床組です。

基礎はありません。

地面の上に石を置いてその上に柱や土台、大引を支える

束が建っています。

基礎がないので土台は固定されていません。

特別な業者さんも必要なければ特別な材料も使われてい

ません。

近くに山さえあれば材料が調達できるような作りです。

実際昔の家はそのように作られてきました。

使われている木材も今のように角材に製材されていません。

丸太を加工して作られています。

現代の住宅は劣化対策として土台という木材の下端は地面

から40センチ以上と決められていますから、この状態での

施工はできません。

これは地盤の状態にもよりますが、地面さえ乾燥していれば

この状態でも何十年も経過して異常のない家はたくさんあります。

 

それにしても比較してみると床組も随分変わったものです。

ただ、地面の上に乗っかっていただけの家がコンクリートの基礎

で固定されるようになりました。

たしかにコンクリートの基礎は多少地面が湿っていても問題は

ありません。

何よりコンクリートの基礎は頑丈です。

古民家の造りは理にかなっているという意見もありますが、見比べる

とやっぱり今の造りのほうが安心感があるのは否めません。

 

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