軒裏と樋 | 奈良県古民家再生協会ブログ

奈良県古民家再生協会ブログ

奈良で古民家をお持ちの方、鑑定によるネットへの掲載や耐震・移築・解体に伴う古材の再利用をお考えの方はご相談ください。<奈良県古民家再生協会


テーマ:

古民家の改修ですが、軒裏を塗装しています。

今の家づくりでは少ないですが、化粧垂木仕上げといって

屋根の野地板を支える垂木と軒裏の板が見えている仕上げです。

化粧仕上げになるので材料費がかかりますし、大工さんも木材を

削って仕上げる手間が必要になります。

おそらくそういった理由で、最近採用されなくなって来ていると思います。

いまでは、ほとんどが化粧サイディングや防火板の塗装仕上げです。

木さえしっかりしていれば、塗装することできれいになります。

浸透性の塗料を使うので既存の色より濃い色でしかし上げ出来ませんが、

木目もきれいに残ります。

樋も架け替えます。

銅の樋です。

既存の樋も銅でしたが、さすがに穴が開いてしまっています。

銅の樋は一生ものとよく言われますが、30年くらいでしょうか。

もう少し短い間もしれません。

昔は(大正ころまで)もっと厚みのある銅の樋が使われていました。

1.5ミリ~2.0ミリくらいの厚みのある銅の樋です。

つい最近、相談を受けて伺った家に使われていました。

板金屋さんも久しぶりに見たと言ってました。

写真の今の樋では軒樋のヘリが丸く折り曲げてありますが、

その問いは厚みがあるので曲げることができず切りっぱなしでした。

銅の樋独特のアンコーといわれる上合です。

真新しいとまぶしいくらいに輝いていますが、すぐに変色します。

銅の樋はこの部分が高いです。

いまではこのアンコーも水が落ちる部分は銅板が2重になっています。

 

 

 

中西 直己さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス