造作の出入り枠 | 奈良県古民家再生協会ブログ

奈良県古民家再生協会ブログ

奈良で古民家をお持ちの方、鑑定によるネットへの掲載や耐震・移築・解体に伴う古材の再利用をお考えの方はご相談ください。<奈良県古民家再生協会


テーマ:

片引きの戸が入る出入り枠です。

今の家は既製品がほとんどですが、当社では大工さんが

現場で杉やヒノキの木を加工して造っています。

杉やヒノキの木を使って材木屋さんで加工してもらっている

会社もあります。

現場で加工するのはいろんな納まりに対応できるメリットが

あります。

加工するにはそれなりに慣れや技術が必要ですが、大工さん

も色んな仕事ができたほうが応用が効きます。

ただ、一つづつ加工するので生産性は悪いです。

また、現場で加工するのでゴミが出やすいというデメリットが

あります。

 

先日社内でこの出入り枠の加工寸法の打合せをしました。

大工さんは自分が学んだやり方を変えようとはしません。

それが一番正しいと思っています。

また現場監督によってもこの方がきれいに納まるといった固定

観念もあります。

しかし、わずかな寸法の差であれ現場によって違いがあるのは

会社としては困ります。

そこで各寸法を統一しようとしています。

以前は現場で大工さんに集まってもらって勉強会をしていたの

ですが、新しい大工さんや現場監督が入ってくるとまた違った癖

が出だします。

標準図面があっても少しづつ変わっていきます。

また、それ以上に時代の流れというか施主さんの好みも変わって

きています。

見附面が大きい仕上げが好みの人もいれば見附はなるべく小さく、

繊細な感じを好む人もいます。

そのあたりをうまく表現することで家としての仕上がりを考えなけれ

ばなりません。

中西 直己さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス