杉山城/埼玉県嵐山町 | なぽのブログ

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お休みヒマだ~、どこ行こう?
・・・そうだ、お城!で始まった城跡巡り。
ふらっと訪ねた城跡を紹介します。


テーマ:
続日本100名城スタンプについて追記しました(2018年5月13日)
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杉山城は関越道・嵐山小川I.C.脇の山にありました。
訪問日は2012年5月19日です。

杉山城/説明板
▲登城口にある説明板

登城口にいきなり丁寧な説明板があります。
城の説明とともに綺麗な縄張図まで合格

杉山城/縄張図
▲説明板の縄張図(拡大)

この図を見ただけで、とても複雑な構造なのがわかります。
まるで平地で丘を利用した平山城みたいな感じ・・・
これを山の上でやってのけるなんて凄いですヽ(´ー`)ノ

杉山城/空堀と土塁
▲空堀

登城路を登り始めて5分程で空堀などが現れます。
山城ですが、現在は簡単に登れます。
昔はそれなりに大変じゃないと守るの大変そうですが・・・

杉山城/本丸北虎口
▲本丸北虎口

登城口から10分で本丸の虎口に到着。
何だかしっかり造り込んだ感じがします^^

杉山城/本丸北虎口の説明板
▲本丸北虎口の説明板

脇にはイラスト入りの説明板。
ここがどんな感じの場所だったのかとてもわかりやすく描かれています。
入口手前で道を屈曲させ、更に空堀で凹ませて進みづらくなった所を横から・・・
横矢のお手本のような虎口です^^

杉山城/本丸から東側の眺め
▲本丸からの眺め

本丸は木々が伐採され、とても見やすくなっています。
写真は東二郭、東三郭を見下ろした所です。
こうやって見ると、郭と郭は高低差もつけているのですね!

杉山城/城址碑
▲城址碑

もちろん、来た記念!的な城址碑もちゃんとありますヽ(´ー`)ノヽ(´ー`)ノ


◆歴史(さっぱりあせる)◆

これだけ遺構がしっかり残っていながら、お城の歴史はほぼ謎です。まず、築城年代および築城者、さらに城主が誰だったのかがわかっていません。地理的には松山城と鉢形城をつなぐルート上にあるため、街道監視が目的と思われます。歴史的な背景から想像すると、松山城、青鳥城などと同時期の14世紀末から15世紀初頭かもしれません。

この頃は山内上杉氏と扇谷上杉氏が骨肉の争いを繰り広げていました。両者の争いは半世紀近く続き、比企郡周辺では何度も大きな戦がありました。そのような状況だったため、次第に実戦的な城へと進化したのかもしれません。

杉山城というと「杉山城問題」で有名です。それは、縄張の進化と発掘結果とが食い違っていることに起因します。従来は複雑で実戦的な縄張りから、後北条氏が戦国時代末期に築いたと考えられていました。ところが発掘調査を実施してみると、出てきた遺物は15世紀後半の物ばかり。年代的には両上杉氏が争っていて、後北条氏初代・北条早雲がようやく小田原城を奪った頃です。しかも土の層が1層のため、改修を受けた形跡が無いという衝撃的な結果でした。

これらのことから、杉山城は戦の時に築かれた陣城ではないかという説が浮上しました。現在の所、杉山城に関する史料は1点、古河公方が山内上杉氏に送った手紙だけです。以下、その文章です。
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椙山之陣以来、相守憲房走廻之条、神妙之至候、謹言
九月五日 (足利高基の花押)
    毛呂土佐守殿
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短いですね~wここに記されている「椙山之陣」が「杉山城」のことなのかも定かではないようで・・・。で、この手紙、その時の情勢を表していますね。古河公方・足利政氏&山内上杉顕実(足利政氏の弟)vs足利高基(足利政氏の子)&山内上杉憲房です。昔の手紙の読み方とかサッパリですが・・・。文面から、杉山の陣にいた上杉憲房と一緒に戦った「毛呂土佐守」をねぎらったのでしょうか?ということは、山内上杉氏内の家督争いで陣を張った場所なのかもしれませんね。もしそうだとすると1510~12年の永正の乱の時ということに。

考え始めるとキリがありません。私には何にも史料無いので、あとはエライ人たちヨロシク~( 尸ー゚)尸

続日本100名城スタンプ設置場所
杉山城スタンプ 嵐山町役場玄関ホール(地図)
 開いている時間 8時30分~17時15分
 お休み 土日祝日も可。年末年始は未確認。
 入場料 無料

所在地:埼玉県比企郡嵐山町杉山

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