9月4日に新規薬剤の薬価収載がありました。

すべてが収載即発売ではありませんので、ぼちぼち更新していきます。

 

まずは、収載即発売となった、新規COPD用吸入薬2種について。2種とも複数成分の合剤です。

吸入薬も合剤がどんどん発売されますね。頭がついていきません(苦笑)。

 

ビベスピエアロスフィア28吸入

LABA+LAMA=ホルモテロール(FM)+グリコピロニウム(GLY)

1日2回、1回2吸入

 

FM単剤はオーキシス、GLY単剤はシーブリです。

LABA+LAMAには、アノーロ、ウルティブロ、スピオルトがあり4番目の製剤となります。

 

ビレーズトリエアロスフィア56吸入

LABA+LAMA+ICS=ホルモテロール(FM)+グリコピロニウム(GLY)+ブデソニド(BUD)

1日2回、1回2吸入

 

前述のビベスピ+BUDで、BUD単剤はパルミコートです。

LABA+LAMA+ICSには、つい先日発売されたテリルジーがあり、2番目の製剤となります。

 

ちなみに、以上の2種は「エアロスフィア」というデバイスです。名前が長すぎる!(苦笑)。

どのようなデバイスかというと、使い方としては通常のpMDI(加圧噴霧式定量吸入器)と同様です。

使用前によく振る必要があります

これまでのCOPD用吸入薬は、スピリーバ、スピオルト以外はDPI(ドライパウダー定量吸入器)です。

新発売の2種はpMDIなので、吸入力の弱いご年配の患者さんにも良いかも知れませんね。

 

以下、参考までにe-mediceo.comから抜粋させていただきます。

「本剤の吸入デバイス(エアロスフィア)は、加圧式定量噴霧吸入器(pMDI)で、吸入の際に努力呼吸を必要としないため、吸気流量が低下した患者でも少ない負荷で吸入できるとされています。また、本剤は複数の薬剤を多孔性粒子に接着させ、肺全体に送達することを目指して開発された新しい薬剤送達技術が用いられています」

新しい技術を用いているのは間違いありませんが、指導箋を見ると、特に新しい点はありません。

細かい新規技術を知りたい方は、メーカーHPなど参照して下さいね。ここでは割愛します。

 

では、「服薬指導のエッセンス」掲載表に追加をお願いします。

なお、成分の略称を調べて、略称に直してあります。逆に分かりにくいかも知れませんが…。

今回の新規薬剤2種に関係する部分を掲載します。

以下にアクセスすると大きくなります。

https://www.dropbox.com/s/8poxr50sbix59io/%E8%A1%A88-1%20%E5%90%B8%E5%85%A5%E8%96%AC%E3%81%AE%E7%94%A8%E6%B3%95%E3%83%BB%E7%94%A8%E9%87%8F%E3%83%BC%E8%BF%BD%E5%8A%A0%20%282%29.pdf?dl=0

 

メーカー作成の指導箋です。

なお、これらは既存成分の合剤ですが、新薬の14日分処方制限があります

エアロスフィアが新規のデバイスだからでしょうか? 注意が必要です。

 

※「服薬指導のエッセンス改訂第3版」が8月9日に発売されました。

自費出版のため、広告媒体がありません。

東京図書出版のHPで立ち読みもできますので、良ければ見てみて下さい。

今後ともよろしくお願い致します。

https://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y10.html