山口県の有名な観光地と言えば、、、
角島大橋、錦帯橋、防府天満宮、湯田温泉、唐戸市場、関門橋、、、かな?
他にも、人それぞれ、色々な思い入れがある場所があるかもしれない。
今回の話は、そんな観光地、秋吉台と秋芳洞に関して。
ちなみに秋吉台=あきよしだい、秋芳洞=しゅうほうどう、と読む。
さらにちなみにだけど、秋芳町=しゅうほうちょう、にある。
これがたぶん模範解答なハズ。
わたしが小学生の頃、修学旅行でここに行く頃が決まったとき、昭和の台所風景で、家族との会話のひとコマ。
家族はお酒を飲みながら、
「修学旅行は、しゅうほうだいにある、しゅうほうどうに、行くんね~」
「違うよ、あきよしだいにある、あきよしどうに行くんよ?」
「え?違うじゃろ?あきよしだいにある、しゅうほうどうに、行くんじゃろ?」
家族も、わたしも大混乱だった食卓。
今でも、じっくり考えないと間違える(笑)
しかも書いていて、さらに混乱して訳が分からなくなる。
広島県は山口の隣だし、そこそこ情報は入ってくるので、人によってここの呼び名に関しては、未だにかなり混乱を極めている。
まあ、そんな話は置いといて、
ただ、今回普通にそこを観光をする訳ではい。
こんな記事をレポートしたら、観光産業関係の方から、非難を受けそうな以下内容だが。
ただ、カルストロードと遥かなる草原が美しい秋吉台があり、大自然の奇跡と言うべき秋芳洞がある事は紛れもない事実であり、そこは紛れもなく壮大な雄大さを感じざるをえない。
でも敢えてそれも置いといて、、、、
今回のテーマは『廃墟』なのだf(^^;
そんな観光地に残る『廃墟』を被写体として、深入りはせず廃墟美を味わう旅に出た。
毎日、この営業マンは山口へ配達に行ってるのに、休みの日も、わざわざ自分で高速代とガソリン代を払って山口へ行く。
だって仕事上では、ルートから外れているエリアだし(-_-)
それに会社の看板背負ったトラックで険道は走れても、それは言い訳も思い付くけど、廃墟をうろちょろする言い訳は思い付かないし(^-^;
今日は思う存分、廃墟を楽しんで来ようと。
はるばるやって来た、片道160km。
一気にお送りする、その廃墟のベストショットと、最後にクイズ。
秋吉台エリアと秋芳洞エリアが混在。
どれも綺麗だった。


ビックな廃墟がある。
名前は見ての通り。きしょうてい、と読む。

駐車場から歩くと、だんだんと近くなってくるので臨場感が半端ない(゚Д゚ )!

おぉ!これはすごいぞ!(ノ゚Д゚)ノ

廃墟とはどんな建物をさしますか?との質問に模範解答的な風貌。
外周を一回りしてみよう。

わあああ..(*^^*)

情報によると2004年から廃業。
かなり激しい傷み具合。

こちらは秋芳洞へ続く道なので、しっかりオブラートに包んでくれてる。
わたしのスマホを構える横を、たくさんの秋芳洞へ向かう方とすれ違った。
わたしも秋芳洞?もちろん行ったよ?笑
しっかり観光もし、廃墟も堪能。

2階は全壊、3階は半壊、4階は一部生存中のガラス。
入りたいなあ..(^-^;
と、胸中のホンネをようやく吐露できた。
でも今回は廃墟美を見るだけにする。

コンクリ崩落中。
かなり危険な状況。

さて、今日は満足満足。
そんな感じで、今回は終わっていいですか?

今回もスペシャルサンクスおじいさんがいた笑
この鬼笑亭が建っている土地の地権者(家まで教えてくれたが笑)は健在で、近辺の地主。
ただ土地を貸して、そのオーナーがホテルを建て、一時は最初の写真のバスターミナルにも別館が建っていたらしい。
ただ経営不振によりオーナーが“夜逃げ”。
行方不明なので一応建前上では、土地代が支払われないものの、土地のオーナーは夜逃げした人のもの。
だから勝手に解体する事もできず、しかも地権者も被害者なのに、地権者が撤去費用を支払わなければならない現行法律なんだという。
「はい100円ね。秋芳洞に行く道はね..」
「あ、知ってます!でも違う目的で、、」
「ん?じゃあギャラリーじゃね??」
「違うんですよぉ」
「ん~??何で来たの!?」
「鬼笑亭を見に来ました!廃墟、好きなんですよ笑」
「ほんまかい!わしUターンしてここらに住んどるけどの、だんだんガラスが割れて行ったり、見るのも忍びないんよの。じゃがここで20年駐車場やっとるが、あんたみたいな、廃墟を見に来た言う人は初めてじゃのう....」
次に秋芳洞に行くことがあったら、またあのおじいさんの駐車場に停めて、お話が聞きたい。
さて広島へ帰ろう!
ミュージックのりのりで!
ん、こんな道で渋滞?
なんか対向車も止まってる。
は!?
目を疑う。
なんかおるけど、これは夢!?

放し飼い。
そこのけそこのけ、ニワトリ通る。
ニワトリ渋滞、人生初。