認知症と思われる症状から、治療したその日に復活したワンちゃん! | 獣医師りえの犬猫の心と歯・皮ふ・耳のブログ

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ハミルザ動物病院院長
犬猫の心や行動・歯(25年)皮ふ・耳のビデオオトスコープ(11年)子犬子猫の乳歯と顎の成長から、歯周病予防まで網羅
歯周病や耳を治すとアポキル等の薬や除去食も止められ、涙焼けまで綺麗になった犬猫達が続出
犬猫健康歯と耳で決まりがモットー!

 

当院に、広島から来てくださっている14歳のジャックラッセル犬さんが「とうも歯が痛そうだ」と歯の治療に来院されました。

 

いつもの お転婆な懐っこい姿ではなく、目線もあわずで

処置まお預かりしていても、ずっと吠えていました。

 

当院で麻酔をして歯科検査をすると

下の前歯の根っこが1本折れていて、上の前歯はひどい全部歯周炎になっていました。

飼い主さんにお電話して、そのまま抜歯の処置をしました

 

当院では,同時に耳のビデオオトスコープも飼い主さんの

ご希望をお聞きし、検査をし 処置をさせていただきます。

 

昨年末の獣医耳研究会VEPで、栃木県の犬猫の耳の動物病院の臼井先生が、「認知症や前庭悉皆と言われた犬猫達数等にビデオオトスコープで検査したところ、鼓膜に沢山の毛が落ちていて、それを洗浄除去したら、全ての犬猫の認知やめまいが治った」

と 講義でおっしゃっていました。

そこで,私はなんとか このワンちゃんを

改善できないかなと 思って やってみました。

するとーー