妄想⚠





樹(じゅり)は普通の量のオジヤを美味そうに食べて眠った

それを見守った和と俺は奥に膳を持ってって後片付けした

雅「ありがとね〜おーちゃん ニノちゃん」

翔「このオジヤ美味っ♪」

和「翔さん?優(武人)のこと知られるのは良くないって言ってたのに樹が顔を出したときに何もしなかったよね?」

翔「いや…だって…雅紀の心配したら腹減ったんだもん 仕方ないよね?」

智「相葉ちゃんも和も俺も樹に優(武人)を見られないようにしてたのに?」

雅「翔ちゃん?」

3人に見られた翔ちゃんは肩を落としてごめんなさいと呟いた

まあ さっきの樹の様子だと優(武人)のことバレてないみたいだったし大丈夫だろ

和と家に帰って少し酒を飲んでから眠った

3日後にまた買い物して二宮小間物屋に寄って和と夕飯を作った

正確には弁当だけどな

「樹くんもう普通に食べられるからみんなで食べたほうが美味しいでしょ?」

「和の料理なら大喜びするぞ♪」

野菜と魚介の天ぷらに天つゆと大根おろしと塩のオニギリを重箱に詰めた

湯豆腐は鍋ごと持っていくし湯豆腐のつゆは丼に入れてある

和は鍋を俺は他のを持って診療所に行った

雅「天ぷら美味しそう〜♪」

翔「早く食べようぜぃ♪」

樹「あの…俺も一緒でいいんですか?」

和「樹くんのために智と作ったんだよ?」

智「遠慮しないでたくさん食べろ?」

5人でいただきますをして天ぷらから食べた

やっぱり和の料理はすげえ美味い〜♪

和「どう?樹くん?」

樹「俺 この天ぷらすごく好きです♪」

雅「ニノちゃんの料理はぜんぶ美味しいよ」

翔「雅紀の料理も美味いぞ♪」

智「それでだな…樹はこの先どうしたい?」

ここは診療所だ 元気になったら退院しないといけない

だけど…樹には帰る家も無いんだ

樹「もし許してもらえるのなら俺は松本さんのところで真っ当な香具師になりたいです」

和「あそこはいい子ばっかりだし斗真くんがご飯作ってくれるから安心だよ♪」

翔「あと2週間は入院して栄養摂ってからだけどね」

雅「松潤にはそのころ話せばいいよ」

智「そうすっか」

天ぷらもオニギリも湯豆腐もぜんぶ無くなって洗い物してから持って帰った

「潤くんとこ賑やかになるねー♪」

「今度出かけるとき寄ってみるか」
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潤「………」

斗「………」

和「えっとーダメなの?」

智「田中は悪いことしたけど樹はそんなやつじゃないぞ?」

3日後 買い物をして二宮小間物屋に顔出して潤の店に行って樹のこと話したんだけど…

潤も斗真も黙ったまんまだし

智「え〜と 和?今日は帰ろうか?」

和「うん…」

和と帰ろうとしたら待ったがかかった

潤「大野さん ニノ 樹をうちにいれるのは問題ないんだ ただ…」

斗「あんなに真っ直ぐな子だったら他の普通の仕事したほうが幸せになれると思う」

智「樹は真っ当な香具師になりたいのに?」

和「わかった 樹くんと話してみるよ」

土産の角樽を置いて和と家に帰った

確かに香具師は出入りとか喧嘩が多いもんな

潤とこは少ないけど無いわけじゃないし

潤も斗真も樹のこと考えてくれてたんだ

家に着いて使う食材とかを背負い籠に入れて診療所に向かった

夕飯は和と俺が作って翔ちゃんと相葉ちゃんと樹と俺達の5人で食べるようにした

樹を拾ったのは和と俺だし弁当作るなら診療所で飯を作ったほうが楽だから

鶏肉と野菜の鍋と山菜の炊き込みご飯と漬物を食べながら潤と斗真の話をした

樹「やっぱり俺が田中のものだから…」

和「違うよっ!潤くんも斗真くんも樹くんの幸せを考えてくれたんだよ!」

樹「俺の…幸せ?」

翔「そうだな 香具師の子どもだからって香具師になることだけが道じゃないし」

雅「ショバ争いでケンカも絶えないし〜」

智「仕事は香具師だけじゃないぞ 翔ちゃんと相葉ちゃんみたいに医師とか和と俺みたいに行灯作りとか絵師とか書家とか奉公するなら呉服屋と紙問屋と魚河岸の魚屋もあるし」

樹「…ありがとうございます…考えてみます」
…………………………………………………………………
和と俺は家に帰って風呂に入ってる

「どうするだろうな?」

「自分で決めたことならやり遂げるよ」

「ふふっ♪きっとそうだよな」

「オレ達が決めることじゃないよ」

そうなんだけど家族に恵まれなかった樹には俺と少し似てるとこがあるから…

和や友達や知り合いのおかげで幸せになれたけどな♪

何を選んでも応援するしかないか

「もう!智?オレのこと考えて?」

「和♡」

久しぶりに畳を風呂に置いてすべすべの布を敷いた上に和を寝かせた

和に体重をかけないように抱きしめてキスをするともうお互いのが高ぶってる

俺は和の躰を滑るように 唇 で 舌 で 指 で上から快 感を与 えていく

通和散を 口 から 出 して和の 後 ろに 入 れて少しずつ 広 げていく
通和散(当時の潤滑剤)

「あ ぁ ん♡ 智ぃ♡ 中 も ぉ♡」

「和♡ イ くぞ♡」

入 口を広 げて 中 のい いところを刺 激しながら通和散で滑 りをよ くする

それだけで イ っちゃう和が可愛い♡

「もぅ♡智ぃ♡早 く ぅ♡き て♡」

「和ぅ♡」

和とつ ながり 腰 を送 ると和の 腰 も妖 しく動 いて俺を 締 めつける

永遠に続きそうな愛の営みも終わりが近づく

和が イ くのを見届けて和の腹に俺 の 欲 を散 らした