妄想⚠





早朝ほぼ同時に起きた和は前と変わらなくて道場で俺と稽古もした

しばらく稽古してなかったから違和感を感じるはずなのにそれもない

俺が道場を浄める拭き掃除をしてたら

「えーっ!?」

和の悲鳴が聞こえて急いで駆けつけた

「和!?」

「智ぃ…なんにもなくてご飯作れないー」

あ…食材のことすっかり忘れてた

どうしようかな?って考えてたら塚田と五関が風呂敷包みを持ってきた

塚田「優さんからのお弁当です」

五関「食べたら買い物してくださいね」

智和「ありがとう♪」

和に待ってもらって道場の拭き掃除してから井戸端に行くと和が洗濯してた

「俺がやるからいいのに」

「だってーヒマなんだもん」

水を被った俺は和と一緒に洗濯して優の弁当を和と食べた

お茶を飲んでから着替えて買い物に出かけた

俺が背負った大きな籠にも和が背負った小さな籠にもいっぱい食材を買った

「ねえ?甘いもの買ってもいい?」

「いいぞ♪」

和の大好きな柔らかい餅にアンコとキナコが乗ったやつを買い占めるほど注文してた

「そんなにどうするんだ?」

「優にお弁当のお礼に渡すの」

「そっかぁ♪それは喜ぶな」

「ふふっ♪オレ達のは少しだけだもんね」

前と変わらない和が嬉しくて抱きしめたくなったけど我慢した

今日はやることがたくさんあるからなぁ

家に帰って籠を下ろすと洗っておいた重箱を風呂敷で包んで返しにいった

和「優 お弁当ありがとー♪これ甘いもの♪」

優「ニノ♪甘いものたくさんありがとう♪」

智「ちゃんとみんなに分けるんだぞ?」

そう言って家に戻ると俺は井戸端で魚介類を捌いた

「智♪ありがとう♪」

「俺の役目だからな♪」

ひと休みしようと甘い物をお茶で食べた

久しぶりに和のキラキラの笑顔を見て嬉しくなって笑ってたら

「なぁに?またアンコついてるの?」

「食べ終わったら取ってやる」

膝の上に和を乗せて口の周りのアンコを唇と舌でキレイに取ってから甘いキスをした

甘い雰囲気になったけど和はまた台所で忙しくして俺は風呂の水汲みしてから家中の掃除をした

夕飯は魚と海老と野菜の海鮮鍋で酒を飲んだ

「和の海鮮鍋すげえ美味い♪」

「ふふっ♪お酒も美味しいねぇ♪」

「あんまり飲むなよ?風呂入れなくなるし」

「わかってるよー♪」

少し酔った和も久しぶりだけど可愛いな♡

「なんかー智ずっとニコニコしてるー」

「和といられて幸せだからな♪」

「オレも智といれて幸せだよ♪」

楽しい夕飯のあと予想通りにふにゃふにゃになった和と風呂に入って洗ってあげた♡

「智ぃ♡まだぁ?」

「もう少しだけ待ってて♡」

急いで自分を洗い流して和を湯船から出すと我慢できない和と風呂で愛し合った♡

意識のない和に寝間着を着せて布団に寝かせてから自分を拭いて寝間着を着て布団に入り和と抱き合って眠った♪

こんな和との日常がずっと続きますように…