江戸時代、大工の辰五郎の命を救った縁起による伝統的な身代わりのお守り。
首からぶら下げるための穴が最初から開いている

裏にある模様の意味が分からないので次回行った時に聞いてみようと思う






仁王門建立の上棟式の当日、大工や彫物師・銅瓦師に成田山から酒肴が振舞われ、皆が祝いの席につきました。

祝宴の途中、大工の辰五郎は手落ちがないかを確認するために長梯子を使い、屋根の上の足場に上っていったのですが、長梯子を踏み外し高所から落ちてしまいました。

重症したものと一同が慌てて駆けつけると、辰五郎は平然と立ち上がったのです。

その後、辰五郎が懐中をあらためてみると、身につけていた成田山の焼印を押した手形が真っ二つに割れていた。

手形が身代わりとなり、大事に至らないよう辰五郎の身を守ったのでしょう。
この奇跡の身代わりの手形が、成田山の身代わりお守りの始まりとされている。