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松本からあずさに乗り、下り電車の遅延でこちらも電車が遅れるハプニング。
塩尻近くは雪。
そのあと昨日の疲れもあって電車で爆睡していまい
気づいたらもう都内へ。
あら、都内は雨なのね。
八王子を過ぎて、あずさは新宿へ向かいます。
新宿駅で子供と待ち合わせ。
そこから移動して斎場へ向かいます。
着替える場所もわからないとの事だったので、急遽喪服に準じた黒スーツで
場所に着く前に真珠のネックレスで、どこから見ても喪服スタイルに。
お陰で移動の荷物も最小限になり楽でした。
斎場に着く辺りは桜の木が沢山。
ふと見ると、木の根元近くから枝が出て桜が咲いていました。
綺麗だね。上はまだ蕾だけれど、根元に咲くなんて。。
いかにも縁の下で頑張っていたお父様らしい。
お父様は昔気質の大工さん。
言葉少なくお酒と煙草をこよなく愛すお父様でした。
子供と嫁さんが結婚するときも、息子ができたと大喜びで。
去年の子供達の引っ越しもトラック出して荷物もみんな運んでくれて。
マンションの３階まで、子供と重いタンスや荷物を担いで運んだのがまるで昨日の事のようです。
病気がわかって入院してから２ヶ月弱。
こんなに早く逝くとは誰も思っていなかったと思います。
肺から脳に転移し、最後は意識混沌としながらも、ベッドの上でまるで釘を打つように手を動かし、
夢の中でうわ言で材木の手配をしてるお父様は、最後の最期まで職人でした。
亡くなる前日に子供が行くと、朦朧としていてもわかったようで
とても良い笑顔を浮かべてくれたそうです。
亡くなる前に看護師さんに
「娘がね、結婚するんですよ。息子ができるんですよ」と
混沌としながら何度も話したそうです。
頭の中は結婚前の２年前に戻っていたのか。。
娘の結婚はお父様にとって人生最良の日だったのでしょう。
祭壇の写真も結婚式の時のスナップで、キリッとした顔の良い笑顔でした。
都会は電線に囲まれた桜だけれど、桜の季節に旅立ったのは
いかにも潔いお父様らしい。
後は子供に託して。。だと思います。
しっかりしないとね。
期せずしてモノトーンのように写った桜の蕾と空と斎場と。。
どうか、安らかに。
享年６６歳。若すぎました。
また、一緒に飲みたかったですね。
それだけが心残りです。
さようなら。また、いつか。
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皆さんと皆さんの大切な家族が明日も穏やかに過ごせますように。
きっちゃん、しゅうちゃん仲良し２わん、そして一緒に頑張っている
なまかの友達みんなへ届け～～特大元気玉！
日本各地の被災地の皆さんが１日も早く心からの笑顔を取り戻せますように。
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安曇野から今日も明るく願います。