昨日、先生から電話がありました。
明日は、予定を変更して造影CTなどの検査も追加になりました。
数値が良いことと、検査出来るうちにしておこうという判断です。
コロナウイルスの院内感染が止まらないからですね。
コロナウイルスは、本当に厄介です。
巨人の選手や球団関係者も感染していましたが、まったく自覚がなく、しかも、既に罹ってから相当の時間が経過していたようです。
この無症状が感染拡大の最大の要因なんですが、これへの対策が難しい。
無症状者を拾おうとすると、巨人のように抗体検査を国民全員に行う必要があり、それは流石にナンセンスです。
現状としては、誰もがコロナウイルスの保菌者だと思って、他人に感染させないように行動する、しかないようです。
マスクをして、手指の消毒は欠かさない。周りの物には出来るかぎり触れず、大声を上げて飛沫を飛ばさない。
これだけのことですが、案外行動すると難しいですね。
巨人に関して言うと、抗体検査で引っかかったのが四人で留まっていることが、むしろ彼らの感染防止意識が高かったことを示していて、それでも四人出たことに厄介さを感じます。
このように大人でも細心の注意をしていても完全には防止出来ないのですから、子供は尚更です。
北九州市は、分散登校を始めますが、もはや四十人近いクラス編成は、今の教室の広さを考えると無理があると思います。
ここは、中途でも教師の数を増やし、徐々にクラスを二十人以下にしていく必要があります。
教室が足りなければ、人口減少で閉鎖した学校を一時的に利用しても良いと思います。
子供たちへのケアには、オンライン授業もそうですが、ハードウェアだけでなく、教員の増員などソフトウェアも早急に行ってほしいです。
東洋経済オンラインで、コロナウイルスより恐慌が恐いという記事を読みましたが、事実認識が違うと思いました。
コロナウイルスの死亡者数に関してですが、確かにインフルエンザウイルスの死亡者数と比較すれば少ないです。
ですが、それは通常なら行えていた医療提供を止めて、コロナウイルスに注力したからです。
また、コロナウイルス対策とインフルエンザ対策がほとんど同じで、コロナウイルス対策の結果、インフルエンザウイルスの流行も抑えられたから、死亡者数を抑えることが出来ました。
それでも、日本のほとんどの地域が医療体制が限界近く稼働することになりました。
筆者は、感染者数ではなく、死亡者数を見るべきだと言いますが、それでは医療体制にまた無理を強いることになります。肉体的な限界を強いるか、トリアージをさせて精神的な限界を強いるか、どちらかに行き着きます。
むしろ、感染者を出来るかぎり早めに見つけ出し、重症化や感染拡大する前に隔離してしまうことが、医療体制や社会への負荷は小さいと思います。
経済に関しては、これを機会に来年度開始を目処に首都圏から地方への移住の促進による需要の開拓と、消費税減税で所得拡大と需要喚起を行えば、充分に復活出来ると思います。あと、九月入学も良しとした社会の変革も、需要喚起になります。
これらは医療体制への負荷が大きく無くなったと判断したところ始めれば良いと思います。
それと、確かに死亡者数は欧米に比べれば少ないですか、東アジアでは多いです。
韓国、台湾などはもっと低く、彼らを早くから見習い、行動していれば、もっと死亡者数を減らすことは出来たと思います。
比較する対象、見るべき現状を間違うと、間違った解が出てきます。
そこを一番に気をつけるべきでしょう。