「サロンを開業するぞ!」と私がブログをスタートしたのは、2013年5月3日でした。

 

もうすぐ丸6年。えっ、まだ6年なの?というのが正直な気持ちです。

 

春色のデスク

 

集客のためにランチ会やお茶会に足繁く通っていたころの話。

 

ひとりの起業女性が申し訳なさそうにこう言ったんです。

 

じつは私、「開業届」を出していないんです…


すると横にいた2人の女性も「じつは私も…」「私もです」と言い出しました。

ここで質問。

あなたは税務署に「個人事業の開業届出書」を提出していますか?

 

パソコンで仕事


自宅サロンを始めるときに必要な届出として出てくる「開業届」って、出しても出さなくてもどっちでもいいんですよ。

 

マジですか??びっくり

6年前の私が知ったら、叫んでいたかもしれません。

税務署に聞くと「開業届」は出しても出さなくてもどっちでもいいと言われます。

 

「開業届」の提出より税金を払うことを求められているからです。

 

  • 起業塾で「開業届」と「青色申告承認書」を提出しておけば、メリットがあるって聞いた。 

  • 同業仲間の〇〇さんも出してた。 

  • 個人事業主って特別な感じで「開業届」出すってかっこいい。

計画もなく周りの情報に流されて提出するのは要注意!

 

主婦やママが起業する場合は、「開業届」=「事業主」とみなされ


夫の会社の健康保険から扶養を外されたり、夫の収入が変わる。

パートやフルタイムを退職しても失業保険が受け取れない。

こんなことがおこる可能性があるんですよ。

 

くれぐれもご主人に内緒で「開業届」を提出するようなことはしないでくださいね。

 

 

私は夫に言わずに提出して大変なことになり、夫婦関係も悪くなりましたので真顔

これ以上は、事務所をとおしてください。笑
 

税務署で確定申告

 

 

2013年5月3日に開業するぞとブログを始め、「開業届」と「青色申告承認書」を税務署に提出したのは11月になってからでした。

 

いま考えるとどうでもよいことですが、5月3日ではなくキリがいい5月1日を開業日としました。

勢いで「開業届」を提出したものの、趣味の延長ではなく「経営者」としての覚悟ができたのは恥ずかしいことに3年目のことです。


「開業届」を提出していなくても、所得(儲け)が38万円を超えたら確定申告が必要です。超えていなければしなくてもいい。


しかし「開業届」と「青色申告承認書」を提出したら、所得(儲け)がゼロでもマイナスでも確定申告が必要になります。


どちらを選んでも自由。あなたが判断して決めることです。

 

 

朝焼けの空

 

どうしたらいいかわからないと迷っているなら、まずは迷いや不安をなくして「やるぞ!」という覚悟ができたときに提出したらいいんじゃないかな。

 

じつは私、「開業届」を出していないんです…と告白していた起業女性は、その後普通に就職したとFacebookで知りました。


確実に言えるのは「経営者」としての覚悟がなかったら、集客できずに収入もなく終わる確率が高いってこと。



やる!と決めたからには全力で頑張ろう。サロン開業から7年目を迎える春を前に気持ちを引き締めます。

資格をとったいきおいで、さあ自宅で教室を開こう。

 

そうだ、まずはブログ書こう。

 

ちょっと待って!!

 

そのまえに考えてほしいことがあります。

 

たくさんのお客様、生徒さんに来てもらいたいなら、なおさらのこと。

 

どんなお客様に来てほしいですか?

 

あなたのサービスをどんな人に受けてほしいですか?

お客様を具体的にイメージしよう

トレーニングする女性

 

相模原の自宅でパーソナルトレーナーの資格をとったマッスル筋子さんが、下半身痩せのサロンを開業したと仮定しましょうか。

 

このまま素直に

 

「相模原・下半身痩せサロン パーソナルトレーナーマッスル筋子」

 

という肩書きでブログをスタートさせたらどうでしょう。

 

ふーん、相模原に下半身痩せのサロンできたんだ。でスルーされてしまうと思いませんか?

 

接客業のため平日しか休めず、1日中立ち仕事でむくみがとれず下半身が太いことがコンプレックスの29歳女性

 

に来てほしいのか。

 

デスクワークのOLで長時間椅子に座りっぱなし。お尻の筋肉が体重に押しつぶされ年齢とともに下がっていくヒップラインをなんとかしたい35歳の女性。

 

に来てほしいのか。

 

どんなお悩みを持っている人に、自分のサービスを受けてほしいのかを具体的にイメージするのは、「私のことだ」と振り向いてもらうため。

 

ネット上に多くの情報があふれる時代だからこそ、見つけてもらいやすくする必要があります。

 

来てほしいお客様に向けたメニューを考える

ここで私の失敗談を紹介しましょう。

 

需要があるサービスだから自宅サロンを開けばお客様は来ると考えていましたが、ちっとも集客できませんでした。

 

初めての起業にありがちなケースですね笑い泣き

 

他の同業者と差別化していこうと思い「夫婦で受けられるメニュー」を推したことがあったんです。

 

結果はまぁ、察してください。

 

平日の日中に開いてるサロンに会社を休んで受けにくる「夫」などいないんです。

 

ね〜、来てほしいお客様が夫婦なら時間帯を土日にするべきでしょ。

 

過去の自分にムチを打ちたいです。

 

最初から順調にいきたいなら、メニューを考える前にお客様を考えたほうがよい結果につながりやすいです。

 

ネイルサロンも、お客様の年齢や職業でネイルのデザインやメニューが変わりますよね。

 

もちろん、途中からお客様となる対象を変更してメニューを変えることは問題ありませんよ。

 

自宅サロンのお客様は明確にする

自宅サロンは家族も生活するプライベートなスペースです。

 

いらっしゃるお客様の立場で考えても、知らない人の家にいく不安がありますよね。

 

お互いの不安解消とトラブル回避のために、お客様の条件を明確にしておきましょう。

 

  • 女性だけなのか、男性もOKなのか。男性はお客様のご紹介があればOKなのか。
  • 子連れのママでも大丈夫なのか、何歳くらいのお子様まで連れていけるのか。
     

予約前に伝わるようにホームページやブログに明記しておくのを、お忘れなく。

 

 

今日はお金の話を。

 

家計用とは別にサロン事業用の通帳を持っていますか?

 

これから自宅サロンを始めようとしている開業準備中って、使うばかりで入ってくるお金はありませんよね。

 

では

 

  • 自宅サロンにいらっしゃるお客様用のスリッパを購入する
  • カルテに名前を記入してもらうとき用のきれいなボールペンを購入する
  • 資格のための研修に参加する

 

このような準備中にかかるお金って、どこから払いましょうか。

 

お財布

 

家計費の財布から出します?

 

それともパートの給与から?

 

いや、独身時代の貯蓄かな。へそくりとか?

 

どこから払ってもいいんですけど、頭の中の切り替えが必要なんです。

 

「サロン事業を始める私」が「プライベートの私」からお金を借りている

 

こう考えておかないと、お金の出どころがぐちゃぐちゃになって、確定申告のときに慌てます。

 

私がそうだったから、本当~に大変だったから、先に伝えておきたい。

 

残金と帳簿の収支が合わない地獄・・めんどくせ~~っ!!て発狂しますよ。

 

会計ソフト

 

サロン用とプライベート用のお金をきちんとわけて考える習慣をつけるために

まず「事業用の通帳」を作りましょう。

 

 

新しく口座を作るなら屋号を決めなきゃだめ?

 

いえいえ、個人の名義で大丈夫。

 

どうしても屋号を入れたいなら作るのは自由ですが、「開業届」など個人より準備が必要です。

 

新しい口座を作らなくても、過去に開設した使っていない口座があれば、事業専用にすればいいんです。

 

私も開業1年目は使っていない口座を事業用にしました。

 

2年目からは楽天銀行に口座を開設し、クレジットカードも事業専用にしました。

 

現金を持ち歩く財布も別にしています。

 

自分があとから混乱しないためにも、サロン事業のお金のやりとりを1つの口座に集中させておきましょうね。