今回のお話、裕樹が高校生になっちゃうというありえない世界を書きたいと思いついてすぐ、
デュラン・デュランの曲の中で、一番好きなこの曲を題名にしようと思いました
裕樹が高校生になっていろんなことが起こって、直樹が裕樹が小学生に戻ればいいのに願ったように、
直樹が取り戻したかった「普通の世界」、琴子がいつも笑って側にいてくれることを当然のように思い、
大事だと気付いていなかった直樹の「ありきたりの世界」を意味する『Ordinary World』です
裕樹にとっては、飛び越えたかった「普通の世界」かな
よかったら、聞いてみてくださいね
Ordinary World
ある雨の木曜日この通りにやって来たら
君が穏やかに話すのが聞こえたような気がした
僕は明かりをつけTVとラジオをつけた
やっぱり君の幻影から逃れられない
何がどうしちゃったんだ？
狂気じみてるって言う人もいる
僕が生活だと思っているものはどこにあるの？
消えてなくなってしまったよ
だけど昨日を求めて泣いたりはしない
どうしても見つけ出さなきゃならないありきたりの世界があって
そうしてそのありきたりの世界へ辿りつこうとするにつれ
僕は生き延びていくことになるんだ
情熱か偶然か
以前君にこう言わせた
「プライドが私たちを引き裂くでしょうね」
だけど今はプライドは窓から出て行ってしまい
屋根の上を渡って
逃げて行ってしまったよ
僕を空しい心の中に残して
僕に何が起こっている？
狂気じみてるって言う人もいる
僕が一番いてほしいときに僕の友人はどこにいるの？
いなくなってしまったよ
だけど昨日を求めて泣いたりしない
どうしても見つけ出さなきゃならないありきたりの世界があって
そうしてそのありきたりの世界へ辿りつこうとするにつれ
僕は生き延びていくことになるんだ
道端の新聞には苦悩や貪欲のことが報じられてる
きょうは恐がっても 明日には忘れてしまう
聖戦と聖なる窮乏のニュースの傍らにあっては
僕たちの話題ときたら
吹き飛んでしまうような ちょっと悲しい話にすぎない
すぐに吹き飛んでしまうよ
だから僕は昨日を求めて泣くことはしない
どうしても見つけ出さなきゃならないありきたりの世界があって
そうしてそのありきたりの世界へ辿りつこうとするにつれ
僕は生き延びていくことになるんだ
どんな世界でも僕の世界
あらゆる世界が僕の世界
投稿者様感謝
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