ムラの治外法権 | 税理士法人葵パートナーズ 税理士 花田直子の毎日        一瞬一瞬真剣に☆

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名古屋&知多で税理士法人葵パートナーズを経営しています。
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最近ディズニープラスで、超人気サイコバイオレンスドラマ

ガンニバルを見ていたのですが

ある相続の事案を思いだしました。

お客様のお父様が、九州地方のある山村で農業系の事業を営んでおられた。

お父様から多額の預金があることを聞かされており、

相続のときには相続税がかかることを覚悟していた。

実際にお父様がなくなり、お兄様と一緒に実家へ行く。

通帳を見ると、多額の預金は全て引き出しされ、

全部使い果たされていた。

お父様は、弱られて(認知症ではない)から周辺の親戚・近所の方に

何かと面倒をみてもらっていた。

周辺の家は新しく直されていたり、新車があった。

もしかしたら村の方々が使ったのではないかと感じたため、

聞き取り調査を行った。しかし、誰も「知らない」の一点張りでどうしようもない。

全員が口裏を合わせているのではないかと思えた。

警察や弁護士に頼む事も考えたが、まず警察(駐在)は親戚のようなものであった。

弁護士など、遠すぎて頼めそうもない。

道を歩いてるだけで、よそものとすぐ認識され、ジロジロみられるほどの

地域なため、色々検討したが手を引かざるをえなかった。

遠方に済んでいるため何回も行くこともできず、現実的には

泣き寝入りするしかなかった。

相続申告もしていない。できなかった(その後何も動きがない)。

 

ある種の治外法権的なものを感じたできごとでした。

こんな話は日本中にあるのでしょうが、これはひどいパターンでした。

(被害金額が多額すぎる)

 

このような事案以外にも、実際には、何らかの

被害にあっているが、地域のオキテや長老に逆らうほうが

その後の人生を考えると得ではないと考えて

泣き寝入ってしまうことは実は多々あります。

 

社会には起きてしまう、この現象。

このドラマにはこうゆうのわかる!っていうポイントあります。

(ドラマは怖すぎますけどね・・・)

 

 

 

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