Netflix&アマプラで「0.5の男」ヘビロテ中。笑
(2023.5/28〜6/25wowow放送されてたそうです)
40代のひきこもり男の話で、心温まるストーリー。
[地面師]が強烈すぎたのもあり、とても癒される。笑
[エミリーパリへ行くシーズン4]も配信開始したけど、もつれすぎちゃってて、観るのがしんどくなってしまってて、そんな中、「0.5の男」は、観ていて気持ちいー。
そもそも、「ひきこもり」は、数年前まで、不登校の延長のような捉え方をされていて、親のしつけ・甘え・若者特有の心理を発端とする問題。とされていました。
でも、だけど、何歳からでもひきこもる状態になる可能性はあるし、「ひきこもり」は、ひきこもっている個人、または、その家族だけに、原因や責任があるのではなく、社会構造の歪みが生み出している問題でもあります。
1度でも社会人経験を積み、退職/離職をして、その後、再び、社会人のレールに乗れないまま、やがてだんだんと行動するのが億劫になり、だんだんと自信をなくし、自室にひきこもるようになってしまったひきこもりの人が多いように思います。
ひきこもりが長期化すればするほど、8050問題の壁が立ちはだかり、年金暮らしの80代が、50代60代の子どもの面倒を見るケースが増えていきます。
8050問題の1番の苦しみは経済的困窮で、80代の親が他界すれば、ひきこもり本人の生活は回らなくなっていきます。
7040問題を見ると、団塊世代の70代は、仕事人間だった人が多く、両親共に世間体を気にして、働くことが当たり前。働かざるもの食うべからず。の価値観が強く持ってる親が多く、40代の子供にとっては、親の価値観を押し付けられ、苦しんでいるケースが多いようです。
そして、40代は、就職氷河期世代でもあるから、働きたくても、望んだ職業に就けなかったり、正社員として入社できても、ブラック企業だったり、など…、好ましくない労働条件で働き、心と体が疲れてしまって、結果、ひきこもることになってしまった人が多いようです。
トラウマを抱えて、不安が先立ち、動きたくても動けない。ってところは、社会では理解されにくい…。
現在15歳〜64歳でひきこもり状態にある人は、全国で1,460,000人だそうです。
これは、本当に、社会の問題だ…。
個人が何かできることはないし、ひきこもっている人が家庭内暴力を働いていたり、面倒を見る親の暴言にひきこもっている人が耐えていたり、本人とその家族のみなさんは、個人で何とかできる問題ではないので、積極的に行政に相談するなりしてほしいと思います。
声を上げないと、社会は変わらないから。
0.5の男、めっちゃ面白くて、笑えるし、気分転換になるから、興味のある人は、ぜひ観て!笑
٩( ᐛ )و