肉体
マリンバという楽器は、
その昔、地面に穴を掘って渡した板をたたいたのが発祥だとか。
板の長さや厚さ云々よりも、穴の大きさ深さが大いに関係するのだと、
小学生の音楽の時間に、実験した記憶が。
アフリカ→中南米→米国、そして日本にたどり着いたのだこの楽器。
今夜、身をもってその大いなる伝播の歴史を体感した次第。
『宅間久善コンサートツアー2008”絶驚”』@よみうりホール
息子さん二人と、この久善さんの演奏は、
ラテン、ボサ、ポップス、バラード、さだまさし、
多岐にわたって会場大賑わい。
音楽の中で、楽器と一体化した彼らの肉体が、
大地を蹴って走るチーターのように見えました。
音楽の中で、弾まずにはいられない、打たずには、奏でずにはいられない、
「衝動」の連続。
それが、彼らの音楽でした。
ローズウッドを叩く。振動がパイプを伝わる。音が鳴る。
シンプル。
楽器はどれもシンプル。
感情を叩く。振動が身体を伝わる。音が出る。
演劇もシンプル。な、はず。
衝動の連続。な、はず。
マリンバよ、ありがとう。
ちなみに宅間さんのHP↓
http://www.takuma-hisayoshi.com/
・管理人より↓
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