仕事で映像配信ビジネスに少し絡んでおります。

今日出来た言葉で『プログレッシブ』『インターレース』があったため、
備忘も含めて記載する。
 
プログレシッブとインターレースってなんじゃい??
【言葉の意味】
 
この二つは、画像をテレビやディスプレイなどの映像出力機器に表示する走査方式の名称で、
この2つの方式のしくみや違いについて解説し、それぞれのメリットをご紹介します。
 
【画像ってどうやってモニターに映るか】
 
走査方式についてお話しする前に、
そもそも画像はどのようなしくみでモニターに表示されるのか?

一枚の画像を横長に細かく分割します。分割したパーツを上から下へ一つずつ送り、受信側で再構築して画面に表示させます。
 
画像を一枚一枚伝送することにより、ひとつなぎの映像として画面に流れる。
 
この一つひとつのパーツを走査線と呼び、インターレース方式とプログレッシブ方式には、この走査線の送り方に違いがあります。
 

【方式の特徴】
 
インターレース方式とは、、、、
 
走査線を一本おきに伝送し、
一枚の画像を二回に分けて表示させる方式です。
 
飛び越し走査方式とも呼ばれており、
日本のテレビ放送はこの方式を採用しています(NTSC方式)。
 
人間の目には、奇数の走査線が残像として残っているので、一枚の画のように見える
 
 
プログレシッブ方式とは、、、
 
すべての走査線を一本ずつ順番に伝送するのがプログレッシブ方式で、
パソコンのCRTディスプレイはこの方式です。
 

インターレース方式(NTSC)では、
一秒あたりに更新する画像枚数がプログレッシブ方式の二倍になるため、
 
プログレッシブ方式と比較して動画をなめらかに表示することができます。


 
一方、プログレッシブ方式では一枚の画像を構成する走査線数がインターレース方式の二倍であるため、
画像一枚あたりの解像度はプログレッシブ方式の方が高くなります。


特に動いている被写体を静止画で表示した場合、プログレッシブ方式の方がぶれのない鮮明な映像をとらえることができます。