私は、いまの風潮である

なんでもかんでも

ダイレクトに、赤裸々に

描写する

…というのは

あまり好みでは

ありません。

 

まあ、時と場合に

よりますけれども。

 

 

 

「心に残る表現」とは、

読者さんの中に

余韻を残す表現

だと思っています。

 

 

 

読んだあと、

あれって、どういうことかな。

こういうことかな。

…と、ずっと考え続ける。

 

そして、

その思考の過程で

いろいろな発見がある。

 

 

 

時間差で開く

宝箱

のようだと思います。

 

 

 

 

 

そんな

「余韻を残す表現」を

よく使っておられるのが

saboさん

 

 

 

そのころ、

コメント欄を通じて

交流させていただくようになった

千葉県野田市のカフェ

cafe24&Beachのオーナーである

根岸朋子さんつながりで、

saboさんのブログを

拝読するようになって…

 

もう、

何年になるかな?

 

 

 

sabo家の

嬉しいことも、しんどいことも

ともに歩んできた

ような気持ちに

させてくれる、そんなブログ。

 

 

 

先日、

胸がキュンとなったのは

この表現でした。

 

 

*リブログエラーになる場合は

こちらから記事に飛べます

 

 

 

ずっとブログを読んでくださっている方はご存知だと思うのですが

私の実母は、なかなかキョーレツなひとでして。

 

わかりやすくあえて書いてしまうのであれば

【〇親】です。

 

(中略)

 

そんなお母さんなのですが

決して、365日、24時間キョーレツなわけではありません。

 

優しい瞬間、

優しい時間もありました。

 

その【優しい】部分を書き残していきたいなと思いました。

 

 

 

両親と仲良く育ってきた人も、

そうでない人も…

 

その【優しい】部分を書き残していきたいなと思いました。

 

↑ saboさんが、この心境にいたるまでに

どれほどの長い道を

歩んでこられたのか。

 

想像がつきますね。

 

 

 

そして、どんな思いで

 

その「長い道」を見つめるのは

もうやめよう。

 

ただ、優しい部分を

自分の記憶に残そう

 

…と決意なさったのか。

 

 

 

あえて書かれていない

その過程

を思うと、

頭が下がる思いがします。

 

 

 

 

 

少し前も、

胸がキュンとなる表現を

されていました。

 

 

現在は小学校4年生の

発達凸凹がある次男くんを連れて、

1歳半検診に行かれたときのお話

を書かれた記事です。

 

 

 

 

 

その不安が現実となったのが1歳半検診。

実際は1歳8か月になっていました。

 

その時の医師に薄笑いで私の目も見ずに

「普通の子は癇癪なんて起こしませんからねっ」と

冷たく言い放たれたことは忘れられません。

 

(中略)

 

日が落ち始めた保健センターの最寄りの駅のホームで電車を待ちました。

抱っこひもの中の次男は寝ていて

次男の靴下が少し脱げかけていて、もどしながら

冷えないように次男の足を自分の手で包みました。

医師の言葉が頭をリフレイン。

ツーっと頬に涙・・・。

 

 

 

次男の靴下が少し脱げかけていて、もどしながら

冷えないように次男の足を自分の手で包みました。

この一文に、

たくさんの思いが

こもっています。

 

 

 

ショックな気持ち。

医師への、やるせない気持ち。

 

saboさんご自身の

これから、どうなるんだろう

という、不安な気持ち。

 

そして…

 

 

 

おかあさんが

あなたを守るからね。

 

どんな人がいても、

どんなことがあっても…

 

おかあさんは

あなたの味方だし、

あなたは宇宙いち素晴らしいんだよ。

 

ずっとずっとずっと

愛してるからね。

 

 

 

…私には、

そう書かれているように

読めました。

 

 

 

 

 

そして、

そんな次男くんの現在は

おかあさんの揺るぎない愛を受けて

成長著しく…

 

 

 

 

愛って、実るんだな

ということを

教えてくれるのです。

 

 

まとめ

 

「言葉では表せないこと」を

言葉で表す方法。