昨日、
水泳のいつもの練習が終わったあとに
コーチから「岡田さんは、これをやったらいいですよ」
と言われている練習を
やるか、やらずにもう帰るか
迷っていました。
だいぶ疲れていたので
帰る気、80%。
そのとき!
隣のレーンに、速いお姉さま
現る。
…力を借りよう!
〇〇(→練習名)、やりませんか?
と言ったら
え~~~!
とおっしゃりながら、コースロープをくぐって
私のレーンに入ってきてくださる。
もくろみ通り、前を泳いでもらって
引っ張ってもらいました。
何を?というと
気持ちを引っ張ってもらうのに加え、
前を誰かが泳いでいると、水流ができるので
泳ぎやすくなるのです。
1本ごとにバテていき、
タイムを落としていく私とは対照的に
お姉さまは、なんと
1本ごとに、タイムを上げていかれ…
さすがでした。
終わっても、ケロッとしておられ
肩でゼーゼー息をしている私に
次は◯本やろうな!(→今日の本数+1本)
…とおっしゃる。
いや、無理っす…
もう少し、
この本数に慣れさせてください…
しかし!
引っ張ってもらったおかげで、
この練習を初めて、
最後までできました。
一人で、途中まで
したことはありましたが、
全部できたことはなかったのです。
人の力を借りてこそ、達成できることは
たくさんある。
人生の師として学んでいる大鈴佳花先生が
主宰される「佳花塾」も
そうです。
自分を振り返り、正していく作業は
とてもきつい。
「ダメな自分」を徹底的にあぶり出すので
精神的に深く落ち込むことも
しばしばあります。
しかし、
ほかの塾生の方々も取り組んでおられ
励ましあうからこそ、
学びを続けてくることができました。
人生は、基本
ひとりで歩く道。
なぜなら、自分の人生は
自分でしか、舵をとることはできないから。
だけど同時に、
みんなと歩く道でもある。
一緒にがんばるからこそ、
到達できる境地がある。
そう考えると、
志を同じくする人たちと
出逢えていること
に、限りない感謝を感じます。