人々のエネルギーのうねりが
ものすごい。
これらの動きは、
「対岸の火事」ではありません。
日本も、遅かれ早かれ
多かれ少なかれ
同じ流れの中にいます。
フランス:接種義務化反対デモ
マクロン大統領が接種義務化を発表後、
各地で大規模デモが起こっています。
反面、「接種会場には市民が殺到している」
とも報じられています。
イタリア:接種義務化反対集会やデモ
・ローマ
・トリノ
・ミラノ
注目すべきは、接種する派・しない派
両方の人たちが参加していること。
皆が唱えている
「Libertà!Libertà!(リベルタ!リベルタ!)」は
「自由!自由!」という意味。
双方団結して、
「選ぶ自由がない」ということに
怒っています。
支配者は人々を分断するつもりが、
人々はこの点で
団結してしまった!
コメントしている人たちの中には
商店主もおり、
「まだ接種できてない人もいる中で、
入店に際し接種が義務化されたら
店をやっていけない!」
「接種の有無を
俺らに確認させるというのか!?
そんなことしてたら時間がかかりすぎて
商売が成り立たない!
もう1年半も店を閉めているのに!」
と話す人もいれば、
「私はワ◯◯◯反対ではないんです。
『自由』を取り戻したいだけなんです。
移動できる自由、
商売できる自由、そして特に
治療を受けることができる自由を!」
という人も。
「自由を制限される」というのは
イタリア人がもっとも嫌うこと。
「ナチズムだ!」
「独裁だ!」
などの単語が合言葉になっています。
・ナポリ
ナポリの人たちは
さすがにトーンが激しい。
0:18 白いTシャツのおばちゃん
「誰も強制されるべきでない!
私に強制するのもおかしい!
子供たちにも強制してはいけない!
だって、学校へ行くのは彼らの権利!
働くのは、公共交通機関を使えるのは
私たちの権利だから!」
0:44 あごヒゲ男性と肩組みしている男性
「お前らはセリエAの市民なのか!?
セリエBの市民なのか!?」
「セリエAだー!」
「ならその布を顔から取れー!!」
イタリア:警察が盾を降ろした?
Milano ieri, sabato 24 luglio 2021 ore 18:27. I Carabinieri, fino a quel momento in assetto anti-sommossa, tolgono i caschi e abbassano gli scudi.#NoGreenPass pic.twitter.com/icejkkOUko
— Fabio Dragoni (@fdragoni) July 25, 2021
警察官たちが、集まった人たちの前で
ヘルメットを脱ぎ、
盾を降ろした様子を映した動画が
Twitterで回っていました。
同じことが各地で起こっているようで、
「彼らも人間の心を持ってるんだ!」
と喜ぶ人がいる一方、
「これは彼らの作戦なんだ」と
冷静な人も多い。
警察官からの匿名でのリークもあり、
(警察を管轄する)内務省の指示で
群衆のテンションが上がりすぎた場合に
怪我人が出るのを防ぐために
こうすることが決まっているそうで、
何十年も昔からある
心理作戦なのだそうです。
イタリア:COVID-19の治療で成果を上げていた医師が◯殺?
数日前、SNSで激震が走ったニュース。
メインストリームのマスメディアでは
少し報じられただけだそうです。
「回復期血漿療法」を用い
COVID-19の治療で成果をあげていた
ジュゼッペ・デ・ドンノ医師が
7月27日、自宅で亡くなっているのが
見つかりました。
「回復期血漿療法」とは、
COVID-19から回復した人の血漿を
患者に投与する治療法。
血漿内に存在する抗体が
ウイルスに有効だとされます。
新しい治療法ではなく、
1918年のインフルエンザパンデミックや
エボラ出血熱流行の際など、昔から
感染症に使われてきたもの。
COVID-19に対しては
日本含め各国で臨床試験中ですが、
FDA(アメリカ食品医薬品局)から
「緊急使用許可」が出ています。
リスクが少なく、
重篤な患者にも効果が期待でき、
健康な人に投与しておくことで
発症予防効果も期待できるとも
いわれているそうです。
「効果については賛否両論ある」
との記事も多く見られますが、
デ・ドンノ医師は去年から最前線で
この治療法を用い、
多くの患者を救ってきたそう。
6月に、27年間勤めた病院を辞め
開業したばかりの人が
遺書も残さず、いきなり
首を◯るはずがない…!
と、SNSでは物議を醸しています。
一方、「プライベートで悩み事があった」
という証言もあり、
真相は闇の中です。