今日はいつか書きたいなぁ～と思っていた話題です。
お客様に向けてというよりは、
お子さんがいて自宅サロンをなさってる方や
これから自宅サロンをしたいという方、
自宅以外でも外で働くママさんに向けて、
読んでいただけたらいいなぁ
と思います(*^▽^*)
自宅サロンをしていると、よくお客様に
（特に夜などにご来店の方に）
「お子さんはどうしているんですか？」
と聞かれます。
我が家は住宅街の中の一軒家。
家族共通の玄関を入ってすぐ左手の10畳の部屋を
サロンとして使用しております。
サロンの目の前にあるトイレも家族と共用です。
そして、サロンのすぐ隣の部屋がリビングとなっています。
我が家の家族は中1の息子。小5の娘。
そして主人です。
平日の日中のご予約時間は
１０時～と１３時半～（または１４時）
この時間帯は子供達は学校、主人は会社
なので特に問題はないのですが、
夜は１９時～（または１９時半）のご予約なので
子供達は在宅しております。
土曜日も隔週オープンなので日によっては
子供達がいることもあります・・・
ちなみに主人は平日は残業で不在なのと
休日、お客様のご来店時はゴルフの打ちっぱなしなど
行ってくれています
お客様ご来店時は、玄関にこんな看板をかけてあるので
子供達は学校が早帰りで午前中帰宅の日などでも
インターホンは鳴らさずに、合鍵でそっと帰宅します。
夜のご予約時、子供がいるはずの時間帯なのに
あまり気配を感じないのでお客様は
「お子さんどうしてるんですか？」
と疑問に思われるようです。
はい
ちゃんとリビングにおりますよ～(*＾ー＾)ノ
たいてい、おとなしくテレビを見ていることが多いです。
例えば夜１９時からお客様が入っている時の
我が家の段取りをご紹介しますと・・・
夜ご予約がない日は、子供達は１９時頃夕食
２０時から入浴、２１時～２１時半頃就寝となります。
でもご予約が入っている日は子供達は
１７時半入浴、その間に私が夕食準備
１８時から夕食、私は夕食はとらず
サロンにてお迎え準備
１９時からお客様お迎え、２１時子供達就寝
とかなり段取りが変わります。
これは、お客様がご来店中になるべく生活音を控えるように
と思い、ご来店前に入浴、食事をすませるようにしています。
食事もなるべくにおいがするもの（焼き魚など）は避けています。
トイレだけはどうしても行く場合がありますが
お客様ご来店の10分前から家族は使用せず、
どうしてもご来店中に行く場合は静かに使用してもらっています。
そして使った後はスリッパなどを整え
トイレに置いてある手づくりのアロマスプレーで消臭してもらいます。
こんな段取りだと子供達は大変では！？
と思う方がいらっしゃるかもしれませんが
我が家の子供達は夜ご予約が入ると
１９時～２１時までリビングで自由にすごせる！
特別に夜もゲームもOK！
なのでかなり喜んでおります
時にはお客様のお帰りが21時過ぎることもありますが
２１時になるとTVを消しそっと２階の寝室に上がっています。
主人にはお客様がお帰りになったタイミングで
連絡して帰宅してもらい、私と一緒に夕飯を食べます。
最近では料理好きの娘がオムライスなどは
作ってくれる時もあります。
娘作です↓
材料準備から切ったり、調理したり
すべて娘がやり、私はノータッチですが
見た目も味も私よりも上手です
もちろん！最初からこんなふうにスムーズに
段取りできていたり、協力してくれていたり
したわけではありません。
今はもうある程度大きいので、夜や
学校が長期休みの時でも影響なく
サロンオープンしておりますが、
サロンをスタートした５年前は息子は小学２年生。
娘は５歳で幼稚園の年長さんで
まだまだ手がかかる年でした。
でも日々
「お客様がいらしてるときはママはお仕事中だからね」
「サロンの制服（黒いエプロン）をしたらもうママ！と
声をかけたり、用事をたのまないでね。
お客様のことを１番に考えてる時間だからね。」
などと、繰り返し言い聞かせていました。
お客様がいない時にサロンに入りたがる時もありましたが
「ここは大事な仕事場だから入ってはダメ！」
と入れませんでした。
まだ小さいので夏休みなどの長期休暇の時や
夜のご予約の時には実家の母に見守りに
来てもらっていました。
今でも忘れられない出来事なのですが
娘が幼稚園児（５歳）の時に、ある日、母に子守りを頼めずに
日中、お客様の対応をしなければならない時がありました。
いつものようにリビングでDVDを見て待っているよう
言い聞かせ、私はサロンで仕事をしていました。
お客様がエステのパック中にお休みになられたので
娘の様子を見ようとサロンのドアを開けると・・・
娘がサロンの目の前の階段に座って
シクシクと声を押し殺し泣いていたのです
ビックリしてリビングに連れていき「どうしたの？」と聞くと
「ママに会えないのがさみしくなった」
と言って泣き出したのです。
娘にしてみたら、すぐそばに私がいるのに
声をかけてはいけない、会えないということが
たまらなく寂しかったのです。
でも、仕事のジャマをしてはいけない
サロンのドアをノックしてはいけない
と必死に我慢して、ドアの前に座って
声を殺して泣いていたのです・・・
自宅サロンなら家にいながら働けるから
そんなに寂しい思いはさせなくて済む！と
思っていましたが、逆に家にいるのに
相手をしてあげられないことが娘にとって
つらいことなんだと気が付きました。
その時は本当に切なくて、娘の気持ちを思うと
自宅でサロンをするのはやめたほうがいいのか？
まだ小さい娘の負担になっているのではないか？
と悩みました。
そして、その夜、娘に思い切って聞いてみたのです。
「ママ、今日はさみしい思いをさせてしまってごめんね。
お仕事やめて、ずっと一緒にいたほうがいいかな？」
そのほうがうれしいよね？」
すると娘が必死に
「ママ！お仕事やめたらダメ
ママはお仕事好きなんでしょ？
それにお客様きてくれてるんだから
ぜったいにやめたらダメだよ」
と私を励ましてくれたのです。
てっきり仕事をやめると言ったら
喜んで賛成してくれると思ったのに
思いがけない言葉にとても驚き
また、娘なりに応援してくれようとしている
その気持ちにとても打たれました。
思えば娘が２歳から託児所や母に預けながら
ポーラの美容部員として働き
その後サロンも始めて、
寂しい思いもたくさんさせてきましたが
働く母の背中を見てきてくれていたのかなぁ・・・
と思いました。
それからは子供達には
「さみしい思いをさせてごめんね」
と後ろめたさから謝るのではなく
「待っててくれてありがとう
」
と前向きに感謝の気持ちを伝えるようになりました。
ある程度大きくなった頃（小3、小5くらい）には
その日、お客様からいただいた実際のお金を見せて
「あなた達が協力してくれたから
今日はこれだけの売り上げをいただけたよ。
これで、お洋服を買ったり、ご飯が食べたりできるんだよ。
ありがとうね。」
と伝えたり、サロンを見せて
「普段、ママはここでお仕事してるんだよ。
ここはお家だけど、ママの仕事場なんだよ。」
とサロンの中を案内したりしました
そして、お客様がお帰りになると必ず
「ありがとう！あなた達がいい子にしていてくれたから
ママはしっかりお仕事ができて
お客様にも喜んでいただけたよ」
と感謝の気持ちを伝え、抱きしめていました。
売り上げを見せるのは生々しくて賛否あるかもしれませんが
我が家の子供達には
「お金は仕事をして働いて得られるもの
だから生活ができるんだ」
という経済観念がついたように思います。
ちなみに最近は、大きくなったので
生活費を出し入れしている
銀行の通帳を見せて
「今月は電気代がいくらだった」とか
「今月使えるお金はこれだけあるよ」
などと見せています(o^-')b
あとは、うちの大黒柱はお父さん！
お父さんのお給料で生活をしている。
というのも理解させています
話がそれてしまいましたが、
小さいお子さんがいて働くお母さんには
いろいろな葛藤があるかと思います。
子供と過ごす時間が少なかったり
他の人の手を借りて子育てをする
ということへの後ろめたさだったり
忙しくてイライラしたり、うまく仕事と子育てを
両立できなくて自己嫌悪になったり。
でもそんな思いも含めて
きっとお母さんのがんばる姿
お子さんは見ていてくれてる
と思います
さみしい思いをさせてるのでは？
と思ったら、ごめんねと謝るのではなく
ありがとう！と感謝の気持ちを伝え
抱きしめてあげて欲しいと思います。
一緒に過ごす時間が少ない分、
濃い時間を過ごせばいいと思うんです。
人の手を借りたなら、いつか何かの形で
周りにその恩を返せばいいと思うんです。
長文になってしまいましたが
私なりに働く母としていつか書いてみたいな
と思ったので思うまま綴ってみました(*^▽^*)
これからも家族に感謝しつつ
サロンの仕事をがんばって続けていきたいです。
子供達、そして一番の理解者である主人に
ありがとう
の気持ちをこめて(＃⌒∇⌒＃)ゞ
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
募集中
アロマ基礎講座スタート！→★
全メニュー初回ご来店&翌月ご来店20％割引
季節ごとの『キャンペーンのお知らせ』
エステ＆アロマのご褒美サロン
『 Salon de Solange/サロン・ド・ソランジュ』
サロンのフェイスブックページは→こちら
「いいね！」で最新情報届きます
『 Salon de Solange/サロン・ド・ソランジュ』
「いいね！」で最新情報届きます