ケヤキの箪笥修理 | 日本一正直な家具屋

日本一正直な家具屋

木が家具として新しく生まれ変わりあたらしく生まれた木々が育つまで、より長く生き続ける。そんな魂のこもった家具を提供していきたいと思っています。そんな想いはつたない言葉で語るより家具は正直です。フクタケは家具に対しても正直に商品の説明をすることを約束します。

常連のお客様からタンスの修理の依頼がありました。

明治
につくられたもので、神戸にお住いの時に

おばあちゃんか
ら買ってもらい戦火を潜り抜けてきた思い出の品だそうです。

虫食いやキズだらけで、専門の所できちんと修理する


かなり金額がかかるので、仕事の合間を見てボチボチ修理しました
(^^)

やってる間にだんだんと気になってきて、

最初は手を付け
ない予定のところまで修理することに。



割れていたところを鉋で削り合わせて

接着剤で張り合わせています(^^)


こういう仕事をするのは本当に久しぶりでした~




一端バラバラにして、全面的にサンドペーパーで削り、

食い補修、割れたところを削り合わせ接着など終えて、

っと上半分が大体終了(^^)


木が曲がったり、そったり、割れたりと状態が良くないので予定より

時間がかかってしまいました(^^:



塗装を終えてこんな感じで仕上がりました(^^)


納品したところです。

お客様にはとても喜んで頂けて良かったです(^^)

綺麗になったので、遠方に見えるお姉さんに

写真を撮って送ると言って頂きましたよ!


改めて物を大切にする事の大切さを学ばせてもらう良い機会でした。

本当にありがとうございました。