※このアメリカ旅行シリーズは、あまりに衝撃的だったため、

いつもと文体を変えてお送りしていきます。

 

 

大学4年の12月に行った初めての海外旅行で、

ぼくは伝説的な出来事を次々と起こします。

 

この超絶な体験は、

今のぼくのアイデンティティーを形成している、

極めて重要なものとなっており、

この体験があなたにも何か良い影響が起こることを願って、

ここに記していきたいと思います。

 

 

↓↓↓

 

 

就活も決まり、

大学生活で思い残すことはただ一つ、

海外旅行だ。

 

ぼくの勝手なこだわりで、

 

「海外旅行の一発目は当然1人旅でしょ」

 

みたいなノリがあり、

遂にその思考が現実化するときがやってきたのだ。

 

出発したときは、

心地よい緊張感と期待感に包まれ、

ぼくは希望に満ち溢れていた。

 

まさか自分がこんなにも強烈な体験をするとは思いもよらなかった。。。

 

 

 

出発前の大まかな予定では、初日、2日目にラスベガス。

3日目、4日目にレンタカーをかりてセドナ。

5日目、6日目にグランドサークルを回り、

最終日はもう一度ラスベガスという流れ。 

 

 

ロスでの乗り継ぎも無事に通過し、

その後いよいよラスベガスの空港に到着。

 

テンションが上がる。

 

シャトルバスに乗って、

予約してあったルクソールというピラミッド型のホテルに着いた。 

 

そして、チェックインのときに事件は起きたのだ。 

 

 

 

 

 

 

パスポートがない・・・・・・。 

 

 

 

 

 

 

海外旅行で一番やってはいけないことを

現地に着きたてでやってしまったのだ。 

 

 

 

一気に血の気が引いた。 

 

 

 

ドライブ用に発行した国際免許証で、

なんとかチェックインはできた。 

 

 

さぁどうしよう。部屋に入るなりいきなり途方に暮れる。 

 

どこを探しても結局見つからない。 

 

 

速攻でアメリカ経験のある先輩に電話。 

 

日本領事館に連絡するといいよと言われる。 

 

 

そして、アメリカと日本を行き来している友人から、

出発前に貸してもらったアメリカ契約の携帯電話を使って、

ロサンゼルスの日本領事館に連絡をして指示を仰ぐ。 

 

さらに、その友人から

「なんかあったらこの人にかけた方がいい」

と言われていた方に連絡。 

 

その方は当然その友人からかかってきたものだと思っていたので、

相手がぼくなことに一瞬ハテナが出てらっしゃった。

 

しかし、すぐに状況を飲み込んでくれ、

航空会社に、乗っていた便にパスポートが落ちていないか

英語で確認してくれるとのこと。 

 

もう着いて早々いろんな人に感謝。 

 

そして、その方に今後の予定を話すと、

「パスポートないとレンタカーもかりれないかもしれないな」と言われ、

目の前が真っ暗になる。 

 

「まあくよくよしても仕方ない、なるようにしかならないんだから、

とりあえず今日予定してたことしに行きな」

 

という言葉をいただき、お礼を言って電話を切る。 

 

 

この日はミュージカルを観る予定だった。 

 

ひとまず気持ちを切り替えて、

予定という路線に再度乗っかろうではないか。

 

ガイドブックにはパスポートの掲示が求められると

記載されてたけど、そんなものは知るか。

 

とにかく行ってみることにした。

 

そのガイドブックには、

開演の1時間前までに行かないと

予約を取り消されるよ的なことが書いてあったが、

まだそれまでに30分ほど余裕があったので、

会場のあるベネチアンというホテルまで歩いて向かう。 

 

しかし、地図では近く感じたそのホテルが意外と遠く、なかなかたどり着かない。

 

次第に焦り始め、小走りに。

 

そして、1時間前ちょうどくらいにホテルに到着。

 

だが、会場がどこかわからない・・・。ホテル内で迷子に。 

 

 

 

「パスポートをなくしたうえに、予約してあったミュージカルまで観れないのか。

おれは本当に一人じゃ何一つできないんだ」 

 

と自分に失望し始める。 

 

 

そして、20分ほどバカでかいホテルをさまよい、ようやく会場を見つける。

遅れてるうえに、パスポートないのでおそるおそる受付に向かう。 

 

予約番号を見せた。まだキャンセルはされていなかったらしい。

そして、いよいよパスポートの掲示を求められる。 

 

ホテルのチェックインでも使った渾身の英語で勝負する。 

 

International driving license OK? 

(やあ。国際免許証でもいいかい?) 

 

Uh-,It's OK! 

(うーんそうねぇ・・・いいわよ) 

 

国際免許の威力ヤバっ! 

 

 

ミュージカルはオペラ座の怪人こと、ファントムを観た。 

 

しかし、あの有名な恐い音楽が流れた瞬間、

自分のこれから先の旅に対しての不安な心境に拍車がかかる。 

 

おい、なんてタイミングでこのミュージカル観てんだとか思う。

 

しかも英語が全然わからず、内容が理解できない。仮面恐い。怪人の顔恐い。

マジで帰りたくなる。 

 

結局どんな話かさっぱりわからなかったが、

とりあえずスタンディングオベーションはする。 

 

どんよりした気持ちでホテルに戻る。また歩いて40分ほどかけて。 

 

そして、この困難をどう乗り越えていくか。

 

この試練はおれにどんなメッセージを与えているのか。

明日以降するべきことは何か。

 

など、とにかく前向きに考える努力をする。 

 

しかし、異国の地で一人ぼっちの夜。

 

なのにアホみたいに広い部屋にいると、

どうしても不安やさみしさの方が勝ってしまう。 

 

そんなとき、ツイッターでたくさんの人が

励ましてくれ、アドバイスをくれ、

応援してくれた(おもしろがってくれた)。 

 

 

一人じゃ何もできないことを痛感していたこともあり、

自分は周りの人に支えられて成り立ってるんだなと思い知らされる。 

 

 

不安、さみしさ、感謝・・・。

 

 

様々な感情と共に、ほとんど眠れないまま初日の夜を過ごした。 

 

 

2日目に続く。

 

 

 

 

 

 

 

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