夜も更けた午前1時前
いよいよ「水の舞」初体験
船原館 離れの「立ち湯」温泉の扉を開けると、
助産師の須江孝子さん が、湯船で水着姿でスタンバイ。
浴衣を脱いで、薄布一枚だけを身につけて、
120センチほどの深さのある「立ち湯」へ入ります。
須江さんと向き合ってお湯の中に立つと、目を閉じます。
須江さんが軽く手を取って、水の中へすーっと導いてくださり、
後は、須江さんの腕に首の後ろを支えてもらって体を預け、
まさに、赤ちゃんをお風呂に入れるように
水の中をゆったりと揺り動かしてもらいます。
格好としては、背泳ぎのとき、仰向けになって水に浮かびますが、
ちょうどそのような格好で、体を軽く支えてもらったまま、
水の中を横に、縦に、円を描くようにゆら~り、ゆら~りと
動いている感じかな。
最初は、体に力が入って少しぎこちなかったですが、
だんだんリラックスして、ホントに体を全部預けていると
まさに水と一体となっているよう
しばらくすると、須江さんが子守唄をハミングしてくださるのが聞こえてきました。
耳まで水の中に入っているので、ぼわーんという感じで聞こえてくるのですが、
ああ、お腹の赤ちゃんはこんな感じでママの声を聞いてるのかしらと思いました
寝てるわけではないのですが、
とってもリラックスしているので、自分の体はここにあるのに
意識だけフワフワと体の動きに合わせてゆったり浮いているような感じ。
「気持ちいい~」という以外に日本語で表現できないのが残念~
(まあ、他の言語で表現できるわけでもないんですけどね)
単に体が気持ちいいだけではなくて、
心が水の中で舞って、癒されるようです。
「水の舞」が「アクアセラピー」つまり精神療法であるというのも納得です。
妊娠中に「水の舞」を体験できて、赤ちゃんも喜んでいるようでした
(ちなみに、須江さんは、もっと多くの妊婦さんに
「水の舞」を知ってもらいたい、そんな助産院を作りたい!
という夢をお持ちだそうです)
普通、「水の舞」は1時間くらい水の中で行われるそうなのですが、
なんと、私が目を開けて終了したのは午前2時半過ぎ。
1時間半以上、水に浮かんでいました!
たぶん、めちゃめちゃ長い手がしわしわ(笑)
さすがに須江さんもお疲れになったのでは
それくらい気持ちよかったということでお許し願います
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました
もっと多くの方に「水の舞」を味わい、心を解放してもらいたい!と
活動してらっしゃる須江孝子さん 、素敵な助産師さんとの出会いをいただきました。
これからも応援させていただきます!
今度は茨城にもいらしてくださーい