過去の登山記録です。
5月、新しい登山靴と、メスティンを試すべく、日の出山に登りました。
2013年の富士登山から、ずっと相棒だった、AKUの靴が、ついに破損。修理も考えましたが、お店で最初に試し履きした、Sportiva が、あまりに馴染んだので、運命を感じて買ってしまいました。
いやいや、軽い。登山靴の場合、メーカーが、何にこだわるのか、の違いもあるのかな。
メスティンは、娘からの母の日のプレゼント。焦げ付き防止加工のしてある、ちょっとお高いのを、届けてくれました。
日の出山(902m)
2022年5月4日
母をデイサービスに送り出して、9時過ぎからの行動になると、登山口近くの駐車場は満車の可能性大なので、路線バスで行くことに。
家のすぐ近くのバス停から、バスに揺られて登山口まで、というのも、なかなか新鮮な体験。
天気は上々。
バスを降りてから、コンビニで、ゆで卵を購入。ほんとは、半熟が欲しかったんだけど。
日の出山への登山口は、いくつかあるけれど、今回は、愛宕神社からスタート。
お詣りしてから、神社の脇を通る登山道へ。
少し先の、駐車場がある登山口から登る人が多いのか、このコース、誰もいない。木漏れ日の登山道は、気持ちがいい。
途中から、四国八十八ヶ所巡りと同じご利益があるという、霊場が点々と出現。
ご近所の山なのに、恥ずかしながら、こういうことは、よくわかっていない。
誰にもあわないなぁ、と思っていたら、こちらで記念撮影中の、外国人団体さんに遭遇。
10人くらいのグループで、ひとり写れないのも不憫、とカメラマンを買って出ました。
「アナタハ、スゴク、ヤマニ、ナレテイル、カンジガ、シマス」と謎の言葉をいただく。サンキュー、です。
団体さんが去ったあと、そっと鐘を鳴らしてみる。
天気がよいので、都心の方面もよく見える。山頂からの景色も、期待できそう。
ご近所の山だけに、咲いている花も、「普段着」な感じ。愛らしい。
最後、少し傾斜がきついところもあったけれど、楽しんで歩いているうちに、山頂に到着。
さて、メスティンを使って、山ごはんを作ろう。
まずは、時短のため、家から水に浸けてきたお米で、白いごはんを炊いてみましょう。
いなばの缶詰を、重石代わりにしながら、温めて、と。
いなばの缶詰って、このガパオとか、グリーンカレーとか、100円くらいなのに、よくできてる。かなり、好き。
おお!上手に炊けている!焦げもないみたい。
コツは、とにかく弱火、らしい。
缶詰は、あまり温まらなかったけど、まあ、よし。
目玉焼きの代わりに、ゆで卵をのせて、できあがり~
生卵があれば、メスティンの蓋で、目玉焼きを作ってもいいかも。
ごはんは、0.5合だと、山ではもの足りないかな。
でも、おいしくできて、満足、満足。
娘よ、ありがとう。
ほんとうに、いい天気。
途中で、追いつき、抜かしてきた外国人グループも、到着してる。
気軽に登れて、都心まで見渡せる日の出山は、人気もの。
東側、都心方面の景色。
春は、どうしても霞がちだけど、空色のグラデーションも、ふんわりした感じでよいもの。
南側の景色。
丹沢の方に、なるのかな。
景色も、メスティン山ごはんも楽しんだので、そろそろ下山。
下りも基本的には、同じ方角へ。
登りでは、見過ごしたらしい、三室山の山頂も極める。
646mでも、山頂は、山頂、ね。
途中に、琴平神社。かなり下ってきたとはいえ、ここまでお詣りにくるのは、なかなか大変だなぁ。
せっかくなので、お詣り。
正面に回り込むと、この景色。
琴平神社の神さま、下界を見守ってくれてるのね、と勝手に納得。
林の中の、静かな登山道を下って、一般道へ。
この登山道も、鳥居から、始まっている。
日本の里山の風景。
一般道を15分ほど歩いて、バス停が見えてきたところに、丁度バスも見えてきた。少しだけ、走って、いいタイミングで乗車。
Sportiva の靴は、試しに履いてきたことを忘れるくらい、文句なし。
ギアのお試し登山のつもりだった日の出山だけれど、山行自体も、穏やかな気持ちになれる、よいものでした。
<行程>
09:50 愛宕神社発
10:15 幸せの鐘
11:40 日の出山山頂(休憩)
13:55 三室山山頂
14:10 琴平神社
14:35 梅の公園登山口着
行動時間 4:45





















