2020年11月15日に錦秋文楽公演「源平布引滝/新版歌祭文/釣女/本朝廿四孝」を観ました (*´꒳`*)
11月23日までとなっています。
第1部:源平布引滝(矢橋の段、竹生島遊覧の段、九郎助住家の段)は前にも観ました。
相変わらず壮絶 (⌒-⌒; )
第2部:新版歌祭文(野崎村の段)は前にも観ましたが、久松ほんま、あかんタレやわ!
釣女は能舞台がベースのようで、舞台セットが目新しかったです。
他愛無い話でしたが、醜女の人形遣いの吉田勘彌さんがまるで人形に振り回されているかのようで、ほんとうに面白かったです。
この手の軽い話で動きがある作品は、学校の授業で観せるのにぴったりだと思いました。
第3部:本朝廿四孝(道行似合の女夫丸、景勝上使の段、鉄砲渡しの段、十種香の段、奥庭狐火の段)
奥庭狐火の段は淡路人形浄瑠璃で観ました。
やはり、奥庭狐火の段はめっちゃ盛り上がりますね (≧∀≦)
桐竹勘十郎さんの狐は狐にしか見えず、狐が憑いた八重垣姫ももはや人ではない動きで、見応えありました!
この勢いで「玉藻前曦袂」をやって欲しい!
しかし、クルクル回るところは足遣いさんが残るんだなぁと。
背が高そうだから、大変だろうなぁ (⌒-⌒; )
ところで、最後に出てくる狐の中に玉延くんがいたような…
常設展示「文楽入門」に舞台模型がありました。
2階席がないので、舞台の構造を知るのにぴったりです。
今回は竹生島遊覧の段とか野崎村の段とか、大掛かりなセットも楽しめますよ。
文楽劇場でもひとつおきに席を空けているので、後ろから見ると淋しい感じですが、人形のお衣裳の柄の鮮やかなシートで飾っている分、舞台上のみなさんも多少は華やいだ気持ちになれるかも??