2年ほど前から、現役の大学院生である私が、【博士論文の書き方】と題しまして、博士課程における勉強の進め方について、紹介しています。![]()
http://ameblo.jp/naoadamson/theme-10012157755.html
前回は、【博士論文の書き方 其の27: 家族の協力!】ということで、身近にいる家族の協力について、お話させていただきました。
http://ameblo.jp/naoadamson/entry-10755290125.html
今回は、【博士論文の書き方 其の28: アウトラインを作る!】というテーマで、まずは大枠を決めることの大切さについて、書かせていただきます。![]()
ところで、冬休み中の1月2日が論文締め切りでしたが、残念ながら間に合いませんでした。だいたい4分の3ほど書き上がりましたが、データ分析の後半と結論部分がまだ書けていない状態です。
そこで、あと2ヶ月の延長願いを大学に提出し、返事を待っているところです。しかし、その間ただボーと待っている訳には行きませんので、いい返事がもらえるかどうか分かりませんが、勉強の方は着々と進めています。![]()
さて、12月18日の本ブログ、【博士論文の書き方 其の26: 自分で書くっきゃない!】に、以前勤めていた長野の大学のもと同僚、いいだ@すわ先生がコメントを下さり、そのアドバイスがとても役に立ちましたので、今日はその1部分を紹介させていただきます。
ちなみに、コメントの全文をお読みになりたい方は、こちらからご覧下さい。![]()
http://ameblo.jp/naoadamson/entry-10740526416.html#cbox
いいだ@すわ先生によると、博士論文を書く上で大切なことの1つに、細かいことをあれこれと気にするのではなく、アウトラインを作ることの重要性を述べていらっしゃいます。以下が、先生からのアドバイスの抜粋です。
「現実的な話として、1日2ページと言うことですが、アウトラインはできているのでしょうか。まずは全体像を書いてしまって、詳細はあとから詰めてはいかがでしょうか。細かいところばかりが気になると先に進まなくなるかもしれません。」![]()
いいだ@すわ先生からこのコメントをいただいた時、私はなかなか勉強が進まない、スランプの状態にあったため、このアドバイスに救われました。
先生のおっしゃる通り、当時の私は細かいところばかりが気になって、先に進めなくなっていたのです。
それでは、どうしたら全体像を描きつつ、アウトラインを作ることができるのでしょうか?私は、見出しを書き出すことをお勧めします。
下の写真は、スランプの真っただ中にあった中、アウトラインを作るべく、ノートに書き出した見出しです。また、右側の方には、何ワーズ書くかというワード数のターゲットも設定してみました![]()
クリックすると、拡大版が見られます↑
もちろん、実際には1ワードの狂いもなく書いているわけではありませんが、このようなアウトラインというか、フレームワークがあると、何もないところから書き始めるよりも、かなり書きやすくなります。
「木を見て森を見ず」というような状態には、なりにくくなりますので、勉強に行き詰まった時、このような見出しを作ることをお勧めします。![]()
今日の新潟は、朝から深々と雪が降っています。どうぞ、お身体にはくれぐれもお気をつけて。
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