秋の大型連休の過ごし方！

毎週木曜日のブログでは、『エルシーブイFM７６９諏訪21万人ラジオ』という、長野県諏訪地域限定のコミュニティー放送に私が書いている、「アダムソン直生の新潟だより」を、リクエストの曲と共に紹介させていただいています。

今回のテーマは、『秋の大型連休の過ごし方！』です。お手紙は、パーソナリティーのさっちゃんこと、平河祥代さんに宛てて書きました。さて、どんなお話と曲が出てくるでしょうか。どうぞ、楽しみに読んで下さいね。

☆ 秋の大型連休の過ごし方！ ☆

さっちゃん、それから『トワイライト交差点』をお聞きの皆さま、こんばんは。秋の大型連休が昨日で終わりましたが、さっちゃんはいかがお過ごしになりましたか？

ダーリンと私は、新潟県村上（むらかみ）市で連休の前半を過ごしました。今週と来週の2回に分けて、村上の魅力についてお伝えしたいと思いますので、どうぞお付き合い下さい。

さて、諏訪の皆さんは、村上というとどんな場所をイメージしますか？実は、私は新潟に住んで半年以上になりますが、村上について何も知りませんでした。そのため、今回の旅行を通して、ちょっとだけ村上について調べてみましたので、紹介させて下さいね。

村上は、新潟県の最北端に位置する日本海に面した都市です。村上と故郷の諏訪は似ているなあと思うんですよ。それは、城下町だということと温泉がある点です。

諏訪の高島城は、お城の建物もしっかり残っていますが、村上城には建物はなく、城址（じょうし）ということで、小高い丘の頂上にお城の石垣の一部が残っています。

また、瀬波（せなみ）温泉は、海辺にあるので眼下に海を見ながら入る露天風呂は最高です。

ダーリンと私は日曜日の朝、30分くらいかけてゆっくりとお城山（しろやま）に登りました。お城山とは、村上城址のことで地元の方たちが普段使っている呼び名です。

途中には、ベンチあって、休憩もできましたので、無理なく登れました。他にもハイキングを楽しむ方たちとすれ違い、「おはようございます」とか、「頂上はもうじきですか？」などと声を掛け合ったりするのも楽しかったです。

ところで、私たちは井筒屋さんに宿を取りました。温泉旅館はどこも一杯で予約できなかったのですが、商店街にあって、カフェも経営しているこちらを知り合いから薦められました。

お風呂はなく、1日1組限定の小さなお宿でしたが、とても古い歴史があり、なんと約300年前に松尾芭蕉が「奥の細道」の途中、井筒屋さんの建つこの場所に2泊3日したそうです。

一晩過ごして朝食を食べた後、女将さんから「芭蕉は夢に出て来ましたか？」と訊かれ、ダーリンと私は？？？といった感じで顔を見合わせてしまいました。

お聞きしたところによると、俳句好きの宿泊客の中には、芭蕉が枕元に出てきたり、朝目覚めるとインスピレーションが湧いて、素晴らしい一句が出来上がったりするそうです。

私たちは、絵ごころならぬ詩（うた）ごころのない自分自身に、文学的センスのなさを痛感しました。

さて、今日のリクエストは、最近静かなブームとなっている、ビートルズの「The Long and Winding Road」をお願いします。

タイトルを日本語に訳しますと、「長く曲がりくねった道」となりますでしょうか。お城山のハイキングでは、長く曲がりくねった道を一歩一歩登りました。

それでは、ユーチューブより、ビートルズの「The Long and Winding Road」をお聞き下さい。