毎週木曜日のブログでは、『エルシーブイFM769 諏訪21万人ラジオ』という、長野県諏訪地域限定のコミュニティー放送に私が書いている、「アダムソン直生の新潟だより」を、リクエストの曲と共に紹介させていただいています。
今回のテーマは、『ダーリンのエステ・デビュー?!』です。お手紙は、パーソナリティーのさっちゃんこと、平河祥代さんに宛てて書きました。さて、どんなお話と曲が出てくるでしょうか。どうぞ、楽しみに読んで下さいね。![]()
☆ ダーリンのエステ・デビュー?! ☆
さっちゃん、それから『トワイライト交差点』をお聞きの皆さま、こんばんは。新潟では、天高く馬肥ゆる秋といった感じで、気持ちのいい天気と秋の味覚を楽しんでいますが、諏訪はいかがですか?
突然ですが、最近ダーリンの耳にうぶ毛が生えていることを発見しました。とっても気になった私は、「剃ってあげましょうか?」というと、「やめてくれ!ゴッホじゃあるまい、耳が切れてなくなっちゃったらどうする?!」とあわてたダーリンの返事が返って来ました。![]()
ゴッホは、オランダで生まれ、ヨーロッパで活躍した画家ですが、とても気性の激しい性格で、晩年なぜか自分で自分の耳を切り落としてしまった、という逸話があります。
「耳がなくなる」といえば、日本人の私が真っ先に思い浮かべるのは、「耳なし法一」ですが、イギリス人のダーリンにとっては、ゴッホだったのね、とその違いがとてもおもしろく感じられました。![]()
ところで、私は月に1度床屋さんでお顔のお手入れをしています。「エステシェービング」というコースで、女性の美容師さんが、ふだん自分では剃れない耳まわりなど、顔のうぶ毛を剃ってくれたり、マッサージやパックも含まれています。
ダーリンもエステシェービングをしてみたら、気になる耳のうぶ毛も安心して剃ってもれえるかも・・・と思い、すすめてみました。
「男性がお顔のお手入れ?!」と不思議に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、実はこちらの床屋さんでは、エステシェービングを受けるお客さんの半数は男性で、40代から50代の方が多いそうです。
しかし、ダーリンは結婚してから私の知る限りでは、7年間1度も床屋へ行ったことがありませんでした。それでは、どうやって髪を切ったりするのかというと、1ヶ月に1度、自宅の洗面所にてホームセンターで買ったバリカンを使って、自分で自分の頭を刈るという、大ざっぱな手入れでこと足りています。
そのようなダーリンですから、当初「エステシェービングって、いったい何だよ?」と言っていましたが、私の説得に応じ、先週末初めてのお顔の手入れをしてみました。そこで、耳をそり落とされる心配もなく、うぶ毛も剃ってもらえたそうです。
さて、今日のリクエストはノラ・ジョーンズのアルバムより、「I’ve got to see you again」をお願いします。
歌詞カードを見てみると、曲の始まりは次のようです。「Lines on your face don’t bother me」日本語訳は、「顔のシワまで素敵に見える」とのことですが、「あばたもえくぼ」とはいうものの、私にとってはダーリンの耳のうぶ毛の存在は、素敵に見えるというよりも、剃ってなくしてもらいたいものでした。
それでは、ユーチューブより、ノラ・ジョーンズの「I've got to see you again」をお聞き下さい。![]()
http://www.youtube.com/watch?v=bDgCY4yNwg0