確か、小学5年になる前だったかな。
記憶は定かじゃないけど…
友達の影響から月刊漫画りぼんを僅かな小遣いから毎号買って読むように。
当時、掲載されてた漫画は一条ゆかりさんの有閑倶楽部、池野恋さんのときめきトゥナイト、柊あおいさんの星の瞳のシルエット、岡田あーみんさんのお父さんは心配性、そしてさくらももこさんのちびまるこちゃん。
うちは元々母があまり漫画を買ってまで読む人では無かったけど、私がりぼんを買うようになって、その中で一番母が笑いながら読んでたのがちびまるこちゃんだった。
まるちゃんのダメ⁈っぷりがとにかく私と重なったようで母からはよく、
「この漫画、あんたの事を描いてるんじゃない?笑」とよく言われたっけ。
ちなみに母もまるちゃんのお母さんにそっくりそのままだったけど…
今時期だと夏休みの宿題に追われてたり、
夏休み前周りは少しずつ持ち帰る荷物を終業式の日に重い目をしながら持ち帰ったり、
夏休みのラジオ体操ではなかなか朝起きられずに母から叩き起こされたり…
気付けば、小遣いを使い切り貯金箱の中がすっからかんだったり…
ただまるちゃんの様に私にはしっかりしたお姉ちゃんは居なかったけど…
りぼんを毎号近くの小さなスーパーのおばちゃんに取り置きを頼み発売日が楽しみだったあの日、あの頃。
さすがに中学に入ってからはりぼんを卒業してしまったけれど、さくらももこさんの突然の訃報にふと昔を思い出した。
まるちゃんの様にダメっぷりは相変わらずなまま今の自分が居るけれど、そんな私を母に変わり今では夫や娘にどやされながら生きてます。
ご冥福をお祈りします。