ラム圧制御用ソレノイド追加


96RS の時にはやっていましたが、10RS になってから搭載していなかったラム圧制御用ソレノイドバルブ。

理由は 2010年には MFJ の J-GP3 に出場していた関係でラム圧は禁止。
従ってラム圧を制御する必要も無かったので最初から付けていませんでした。

その後は MFJ J-GP3 は止めたのでラム圧を掛けました。
しかしソレノイドを搭載するのも結構大変なのでセッティングで誤魔化して乗っていましたが、筑波はともかく富士だとせめて1コーナーの突っ込みだけでも圧を止めたい…
って事でこの年末年始の連休RS整備で装備する事にしました。

禁断の電装バラし…ワイヤーの束を元に戻すの大変なのでやりたくないんですよねぇ… 小排気量はクリアランスがミリ単位になっちゃいます。


96RS の時はブレーキレバー入力から検知してましたが、今回はラム圧カットをスロットル閉で行うようにしてみました。
キット車はスロットル制御なんですよね。
実は 96RS 当時もそうしたかったんですが、妙案が無くてブレーキにスイッチ付ける方法にしてました。


あれから 4年。
多少 nao も頭良くなったのか閃きました(笑)


今回はリードスイッチとネオジウムマグネットを使った非接触の磁気方式でスロットル閉を検知してみます。
リードスイッチ自体はエーモンのカー用品。
本当は秋葉原へ買い出しに出れればもっと安く、もっと要求に合ったタイプを入手出来たのですが時間が無かったので仕方ありません。

先ずはスロットルグリップにネオジウムを仕込んで、スロットルハウジングにセンサーを取り付け。
位置決めは実際にスロットルを操作して、遊びが切れて少し開け始めたぐらいで作動するように。
イメージ 1
イメージ 2

テスターで作動確認、オッケーです!
イメージ 3


さてスロットル側が出来たら配線側。
96RS の時は NSR250R のソレノイド使ってましたが、これはノーマルクローズの作りなので、もしもセンサー側に不具合が出るとラム圧をカットしっぱなしになっちゃうのでちょっと怖いんですよね。
今回使うのは RS250R のソレノイドで、コイツはノーマルオープンの作りになってるのが良いですね。

そのままスイッチ直通しじゃ容量オーバーになっちゃうのと、スロットルオフでクローズさせなきゃ成らないのでリレーで回路組んで B接点使って逆転させました。
エーモンのリードスイッチ、マグネット接近でオフしか出来ないんですよね…逆の方が都合良かったんですが仕方無いから B接点で動作逆転させます。

リレーユニットとソレノイドはメーター裏に配置。
イメージ 4

一応、スロットルセンサーに不具合があった場合の事も考えて 96RS と同じブレーキスイッチも保険で設置。コネクター接続の変更で直ぐにスロットル検知からブレーキ検知に切り替えられるようにしてあります。
イメージ 5


さてさて、ちゃんと動作するかは 13日の富士のスポーツ走行で確認しましょう。
お正月走行は仕事で行けません(泣)

って事で何時行こうか迷ってる方は 13日集合でお願いします(笑)