シフトアップインジケーター RX77 の製作に入りました。


予め設定した任意の回転数で monitor LED を光らせるシフトアップインジケーター。
最近のバイク(NSF250R とか)では機能が搭載されていたり、HRC ロガーのオマケ機能で存在してたりしますが nao R&D でも自作で作ったりしてました。

シフトアップインジケーター、型式番号 RX77

これまで3台建造して、1号機シリアルナンバー C108 はさかい号に搭載して活躍し続けてくれました。
2号機 C109 は nao TZ に搭載され実戦兵器として活躍してくれました。
3号機 C203実験用機材と製作用見本として nao R&D で保管されています。

あとはもう一つ。
完全試作型だった RX75 も存在していて、これは後に改修されて仕様が RX77 と同じになり、RX75-2 としてかつさんに供給しました。


そんなシフトアップインジケーターですが開発には結構な時間と苦労と手間と勉強をして完成に漕ぎ付けましたが、以後需要が無くほったらかしでした。。。


そして最後の製造から2年、ついに 4台目の受注が入りました。
RX77-C201 として製造開始!

発注主は先日 RS125R をキット車に仕立てたのぶぞ~さん。

さて、引き受けたは良い物の、nao は作り方をすっかり忘れた(汗)
技術も衰えた(滝汗)とりあえずゴソゴソとあちこち探して当時の資料集め。。。

ま~何とか思い出しながら先ずは図面を作って材料を用意して、コツコツとやって基板完成。
パルスを放り込んで作動確認まで終わりました。
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本当は更なる機能を盛り込んだ RX78-1 もあるのですけど、これは机上の設計と一部テストのみで実戦で使った事がありません… 供給予定だったバイクとライダーが休止してしまったので。
新兵器に初期トラブルとデバッグは避けては通れない道なので、今回は欲張らずに実績のある RX77 で作りました。
RX78 は… 気が向いたら nao RS で実験してみるかな… nao RS には不必要なんですが。


あとは RX77-C201 はケースに収めて補器類を作ってですね、山は越えたかな?って所です。
上手く動くと良いけど、nao の作る物ほど信用ならない物は無いので心配ですね(笑)
それにしても電子工作はチマチマと大変です(汗)ココまでで10時間くらい掛かりました。