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2回目の RS での富士です。

前回デトネーションでピストン壊してしまったので、今回は壊さずきっちり走るようにセッティングするのが目的でしたが結局うまくいきませんでした。


問題は2点あります

1. 1周100カウント近いデトカンの数値。

2. 高めのギアで10000回転くらいの所でアクセル全開時に起きる突然のエンジン停止。


1.については今日キャブの MJH を 3.9 から 3.7 に替えセッティングを進めましたが、かなり濃い状態でもデトカンをガンガン打ちます。
これがストレートで全開時には殆ど打っていなくて、どこで打つかと言うと、ヘアピンの立ち上がりでちょっと、そして 300R 抜けてのブレーキングシフトダウン時に10000回転くらいの所で見てる傍からガンガン打って 30 から 40 くらい追加します。
この状態ではアクセルは前閉でブレーキングとシフトダウンなのですが、シフトを落としてタコメーターの針跳ね上がった瞬間にガンガン打ちます… なんだコレは??

2.については前回も1,2回あったのですが、今日は酷くてホームストレートに出て4速に入れると突然ガス欠のような症状になってエンジン停止して失速します。
そのままアクセル全開を維持していると8000回転くらいになったところで息を吹き返すのですが、失速した際にほんのちょっとアクセルを戻してやると途端に息を吹き返します…かぶっているかガス欠のような感じです。
この症状は1コーナーを抜けた際や100Rの最中、ヘアピンの脱出時ほぼ毎週発生していて不思議とガバッとアクセル全開にして10000回転くらいに達した所で確実に発生します。
低いギアだと起きませんが、多分その回転域をすばやく飛び越えてしまっているからだと思います。
その10000回転を超えれば快調そのもので、事実今日のトップスピードは同じ機種のサイクルメーター付けた125の中でトップでした。
この状態についてはキャブオーダー上は決して外していないが、ニードル域が濃すぎる感じでは?との見解も出てきました。
また、nao の使っている大容量のラム箱を以前使っていた方が、ボックスの容量がでか過ぎるとスロットルの急開でガソリンが出すぎてストールするのでボックスを小さくした…なんて情報も得ました。

マシンのトラブルに加え天候も結局こんな状態で今日は練習になりませんでした。

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前回同様のキャブオーダーでピストン壊しながら走ればある程度のタイムは望めますが、あれでは問題外なので、デトネもエンジンストールもなにか根本的な原因があるのでしょう。

さて解決策の策定です。


1.については以前より話は聞いていたので気になってはいましたが、nao の使う97チャンバーはデトネを誘発する傾向が強いとか…できれば02チャンバーを使えばいいのですけどチャンバー高くてそうそう簡単に買えません。
今日もアレコレと実験してみました。
電気も98に戻し、実走してませんがキャブも借り、サイレンサーも念の為手持ちの長いアルミと交換したり、電装も余計なの全部取っ払ったり… でも1.だけでなく2.の症状も何も変りません。
点火時期も標準だし、あとは 0.6 のガスケットで圧縮落とすくらいか… と思っていたら、なんと MUSASHI RACING のおがわさんが 01JHAチャンバーと短いハイオク用純正サイレンサーを貸してくれました!次回はこれを使って実験してみます。おがわさん有難う御座います!!
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2.については(微妙に1.もかぶりますけど)…思い当たる節も一件無くも無くて、実は nao のキャブは 02仕様とすべく油面を 02 の規定に調整しなおしています。
しかし、この油面調整、フロートレベルゲージがそもそもいいかげんな作りで、キャブも測定しづらく未だにキッチリ油面が出ているのか半信半疑です。
もしかしたら油面不良?でもそれにしては10000回転をトリガーに発生するのが解らない。
油面だったら吹け切った全開時とかに症状が出そうなもんだが??
これについては SMOKY のさかいさんがキャブを貸してみてくれる事になりましたのでそのキャブでテストしたいと思います、さかいさん有難う御座います。
ついでに… さかいさんには容量の小さいラムボックスも貸してくれるようにお願いしました。
これで症状が解決されるならもう迷わずボックスは購入です。
キャブの油面については…フロートを 02 の品番で買いなおせは最初からきっちり油面が出ているのかな??ダメならモトバムあたりに油面調整に出すかなあ??

いずれも一人だったらもう煮詰まってしまって解決策はありませんでした。
おがわさん、さかいさん、今日相談にのって頂いたマシンヘッドの皆さん、 WIDE RAPPIN の皆さんに心より感謝致します。
乗り始めたばかりで良く解らないバイクのマシントラブルで結構凹んでいますが、おかげさまでまだ頑張れそうです。