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今日は富士スピードウェイに行ってきました。
目的はシフターの作動状況確認と練習です。
今月は筑波をドライで走れていないので、富士を走ることにしました。
しかし、、、富士は走行料金が高い。
おまけに選手権も閑散とした状況で、来年はレースあるのだろうか、、、不安を覚えつつサーキットに着くも、、、レーサーは nao しかいない、あとは町乗りビッグバイク。
う~ん、場違いだ、非常に居心地が悪い。

それはさておき走行です。
いつものようにかってにらっぷ君を仕掛けてコースイン。
13000シフトを実施すると、、、むむ、入る時と入らない時がある、状況が一定でなくなぜか入らない時もある、、、なんでだろう??でもこの程度なら使えない事もないか?あとは筑波でテストかな、、、と思いながら2周も回ってふとデトカンを見ると、、、2879!!なんだこの馬鹿でかい数字は!?ヤバイ、マズイ!!というわけで急遽ピットイン。
全開でメインストレートでものすごい勢いでカウントしていたのを見ていたのでメインジェットを2ランク濃くしてコースイン。
しかし、それでも2周で2000超える、やはり全開領域。ええ!?さらにピットインしてもう2ランク。
これでコースインしたところでチェッカーが振られてしまいました。
しかし最後のコースインでも変わらずデトカンはカウントする、根本的にジェッティングじゃない。

走行後に状況を整理。
シフターは一周で2,3回入らない時がある。
デトカンはものすごいカウント数。
う~んなんて考えているその時、あれ?バイクのエンジンがアイドリングしてる、、、そんな馬鹿な!レーサーだぞこいつは!??

とりあえずエンジンを開けてみると、やはりジェッティングは相当濃い状態、それでもフチはデトネってる。これは圧縮比の問題か?ヤマハTZは外気温(季節)によってシリンダーベースガスケットで調整してピストンの突き出し量を変更するのだが、どうも季節に対して圧縮比が高すぎるような印象を受ける。
突き出しをフラットにしていたのを-0.1mmへ落として組み上げる。
圧縮比の変更効果は実走しないと解らないので、これは次回の宿題。
あとは点火時期も考えられるのでこれも宿題ですね。

次はアイドリング、、、やはりまだアイドリングする。
もちろんスロットルワイヤー張りすぎとかの問題では無いし、スロットルバルブにゴミが詰まったわけでも無い。
いろいろやったが解決せず、、、そういえば250の時にこんな事があったな、、、と思い当時の記憶を遡ると、リードバルブ交換したら直ったっけか、、、リードバルブを早速チェックするも見た目問題無し。
でも無条件交換でチェックしてみたところ、直った!
これは気をつけないといけませんね、どうもTZには125も250も共通の病気のようです。

シフターについては本体の取り付け位置を変更してロッドスイッチの作動確認LEDが乗車時に見える位置にしました。
これも次回シフトが入らなくなった時に、スイッチの問題か本体の問題か見極めようと思います。

結局富士は大して走行時間も取れず、新たな問題も浮上しましたが、今のうちに問題を洗うのは大切なことなのでメゲずに頑張ります。
次回は来月に筑波の予定です。


そうそう、今日初めて富士の30度バンクを見ました。
偶然通りかかった時に、おや?と思い車から降りてその崖を見に行くと、、、それは紛れもなく旧富士スピードウェイ伝説の30度バンクの一部でした。
コース改修で取り壊したと聞いていたのですが、ショートサーキットの上にごく一部だけ現存しています。
説明書きも何もないし草ボーボーなので知らないと見過ごしてしまいますが、紛れも無くそれは存在していました。
車を止めてそこに行くと、、、ホントにこんなとこ走ってたんかい!と思いますよマジで。
ホントに壁ですよ、立ってるの辛いですよ。
写真で見るより実際はずっと壁です、立ったままは頂上まで上れませんでした。
もし行く機会が有ったら是非見てきて下さい、驚きの連続です。