去年から、『製本講座』に通っています。 本の修理に興味があって、いろんな国の製本法を教わっています。 中身ではなく、装丁(綴り方とか表紙とかね)なので、中身が白いままの本が増えて来ました(笑)
こんな感じ
布(ブッククロス)や麻をコーティングした布、革なんかも使います。結構楽しい。
だんだん本の構造がわかってきたので、自分の持っている本を修理してみました。
中古で購入した100年位前の本。 内容は、いろ〜んなレースや刺繍についてフランス語で描かれています。 まったく読めませんが、図や写真で内容は理解できます。 本の綴じてる側が、何度も開いたりすると痛みます。 放っておくと、中身がばらばらになってしまうので、レッツ修復!
本体と表紙をうまい事はがして、厚めの紙で補強(チューブみたいなのを背に貼付ける)
もとに戻して完成(端折りすぎ・笑)
補強に使う紙は中性紙だし、使用するノリも本用のもの。 先生にアドヴァイスをもらったのですが、この時代の紙は酸性紙を使っているので痛み易く長持ちしないそうです。
私の個人的な持ち物なので、試しにやってみました。
厚い本って辞書なんかもそうですが、使っているうちにバラバラになりますよね。 この方法で直せます。
なんか、紙の本っていいんですよ(時代に逆行・笑)



