工業用ミシンや古い職業用ミシンは机下にモーターがあってそれがベルトでミシンに伝わっています。
私のTZ1ブラビくんやSinger107gもこの仕様です。そしてそのモーターは旧世代のクラッチモーターです。
クラッチモーターは、取り敢えず電源入れるとモーター自体は全開で回り始めます。そしてペダルを踏むとクラッチが繋がって
回転がミシンに伝わる仕組みです。当然常に全開で回ってるのでペダルの踏み加減でゆっくりとか出来ません。
ちょこっとでも踏んだら全開です。怖いです。
TZ1で1400回転(遅くするためプーリー 交換済み)
Singerで2000回転位です。絶対指縫います。怖いです。正直トピアの時の方が縫うテクは上でした。
横振りミシンがまともに縫えるまで5、6年かかると言われていたのは全てこのクラッチモーターのスピードのせいだとも思っています。
だって家庭用でフリーモーション刺繍だったら、半年もすればそこそこ縫えるっしょ?
そして
家庭用刺繍ミシンを高値で売り付けたいメーカーはこの事に絶対触れようとしません。刺繍は全自動ミシンが当たり前。
これは嘘です。みんな目覚めるんだ!!!70年代初めまで、家庭用ミシンで簡単に刺繍までやってたんです!!!
話が逸れた。笑
最新型の工業用ミシンにはサーボモーター が付いており、スピードコントロールも思いのままなので
大変扱いやすくなっています。そしてさらに最新型になると、ミシンのプーリー上軸に直接コントローラーとモーターをつけるダイレクトドライブ型が主流になりつつあります。こいつの凄いところは、フットコントローラーや手元の照明スイッチで針の上下が出来るってことです。もうほとんど家庭用と変わりませんな。
これがその動画です。音声が小さいので音量上げてみてください。