はい皆様こんにちは。
オリンピックはまぁ、始まったからには選手のみなさん頑張ってください。
あまり見ないけど応援はしてます。
今回は、またまたボディ／内蔵パーツが全て金属製で、振り幅７ｍｍ以上のレトロ家庭用電動ミシンを見つけました。
JUKIのフルフルシリーズです。
今回のは種類が多過ぎで、未だ自分の中では整理し切れてませんが、現時点で判っている事を書きます。
JIKI フルフルシリーズ
HZD 660 661 666 680 681 688 689 ロータリックス天秤 カム交換式 家庭用半回転垂直釜 振り幅８ｍｍ
HZL 722 751 755 リンク天秤 基本カムのみ内蔵 家庭用半回転垂直釜 振り幅８ｍｍ （現状金属パーツ未確認）
例えばHZD 660の仕様だと
☆フルオート☆上糸たるみ防止装置☆ストップモーション機構☆本格派8ミリワイド模様☆スーパーチェーンステッチ機構☆ロータリックス天秤☆電子制御ミシンモーター☆新マルチオートステッチャー
ロータリックス天秤はJUKIのオリジナル機構で、通常の上下に動くリンク天秤（スリット天秤）と違い、円盤のようなものが360度回転する構造になっています。JUKIといえばロータリックスという時代もあったようで、当時のホーロー看板には「世界に誇るロータリックス」というキャッチコピーが付けられていました。今でも時折アンティークショップなどで見る事があります。（ブログ「ミシンとでんしゃ」より引用）
画像です。
特徴的なロータリックス天秤。糸掛が一寸ややこしい。
カバー外したところ。中央の白いプラはカムです。トピアや680と同じ。
下部 金属ギアである証拠の、釜後ろに四角いギアボックスがあります。グリスが注入されてます。
左カバー外したところ。ロータリー天秤と言うらしいです。
右側レバーの下に振り幅目もり７、８を確認できます。
HZL-751系では
☆スーパーオートジグザグ☆リンク天秤☆基本カム内臓☆スーパーチェーンステッチ機構☆ワンタッチの布押さえ交換装置☆8ミリ幅のカム自動模様☆しつけ縫い機構の内臓☆上下送り装置付き☆糸かけ操作がワンタッチ☆サイズ自動新穴かがり機構☆新ステッチ切り換え機構☆下糸巻き自動切換え装置☆電源スイッチ☆電子コントロール
画像です。
天秤がノーマルタイプになってトピアとかに似ています。オレンジカラーとケースのスケルトンが可愛い。
半回転垂直釜？だよね？これで８ｍｍ振り幅とか凄くね？
振り幅ダイヤルにもしっかり７、８ｍｍの記載が
ただ、検索しても修理画像やカバー外した画像が見つかりませんでした。
天秤部は新しくなってるけど振り幅や釜部分はHZD系と共通と思うのですが未確認です。
その後、海外の動画で下軸側が釜ギア含め金属製である事を確認しました。
ですが上カバー外した画像は見つからず未確認です。
なので、もしかしたらどこかプラ部分があるのかもしれません。
HZD-689はjukiのサイトから取説がDLできます。
https://www.juki.co.jp/household_ja/vc-files/doc/pdf2/hzd_689_torisetu_300.pdf
取説より少し画像を
ロータリー天秤の糸掛 一寸ややこしい。
なんと糸通しがついてます。凄くね？
押さえ厚調整も出来る。
肝心の刺繍機能
刺繍押さえなるものが付属してます。
振り幅ダイヤルはワイヤー引っ掛けやすそうな形状。ですが上側にワイヤが回る事になるのでカムの蓋部分と干渉しそうですね。
マルチオートステッチャー（アルファベットステッチ）には犬やスワン、音符などもあるらしいです。
入手できるかな、、かなりレアアイテムだと思うけど。
そして、スーパーチェーンステッチ
レバー切り替えだけで１本糸と２本糸のチェーンステッチが出来る。
トピア／エクセルより上の機能。
なかなか凄いですね。多分、ヤフオクの玉数から推察して、当時一番売れたのは680／トピア／エクセル だと思うけど、JUKIもRICCARもすごいミシンを出してたんですね。日本の工業製品の黄金時代の幕開け。
これは調べたらジャガーやアイシン／トヨタも出てきそうな気がしますな。
っと言うわけでJUKI フルフルシリーズのご紹介でした。
今日までリッカーマイティ1600落とす気満々だったけど、多分JUKIに鞍替えすると思う。爆
ヤフオクでもそこそこの数は出てますね。
ではでは。