ニチジョウ-ノ-フウケイ -2ページ目

ニチジョウ-ノ-フウケイ

展示会ブースデザイン事務所のブログ|スーパーペンギン


テーマ:

株式会社ビージーエムさんは吉祥寺にある文具メーカー様。今回当社ホームページを見てお声がけをいただきました。毎年7月に行われるISOT国際文具紙製品展へのご出展です。

会社にお伺いして、出展する商品等を拝見させていただきました。

マスキングテープを中心として、ノートや葉書、iphoneケースなど。

この時間、文具、雑貨好きの当社にとって、とても楽しい時間です。

 

ブースデザインを考えるに当たって、出展商品とその見せたい優先順位、そしてどんな店舗に置きたいか、どんなバイヤーさんに訴求させたいか、などをお聞きします。それらのご要望を踏まえて今回のブースの小間位置から今回のブース形状などの基本方針を決定していきます。

 

 

まず、ブースの全体形状は通路際にメインの展示台を設置し、特に角には「滞留時間を長くする」ちょっとした体験場所を設けてみました。ブース全体の高さは周囲の基本高さ2.7mよりも30㎝高くして3.0m。

上部に設けた「梁」は照明の設置用。梁の上に照明を設置し、そこから壁面を照らすことでブース内を効果的に明るくしています。

 

ブースの壁面は敢えて商品を設置しない余白としての壁面を設け、ブース全体の印象を品よくまとめる役目を果たしています。そのシンプルな壁面に会社ロゴを設置。

 

 

 

今回のブースの特徴の一つはマスキングテープの展示方法。

マスキングテープは商品の特徴上、強調するべきはそのテープの柄になります。

そこで「展示会では、基本的に商品は1点ずつしか見せない」という特徴を活かし、上記のようにマスキングテープ幅の溝を製作、そこに整列させることで、一目で商品の特徴が分かるようにし、バイヤーの方に魅力的に感じていただけるような陳列方法としてみました。

今回は偶然にも向かいのブース「株式会社アーツ」さんも当社がデザインを担当。

そこで、2つのブースを一体的にデザインをすることで相乗効果が出るようにデザイン的な工夫を行っています。

 

今回は、これらの全体のイメージの他、角に設けた体験コーナーも効を奏し、常にお客様がいっぱいの状況が出来ました。

 

展示会終了後にお客様に結果についてお聞きしてみました。

当初想定していた名刺の獲得枚数は240枚。

最終的な獲得枚数は380枚となり達成率158%。

そうして獲得したお客様のうち目標ターゲットの79%と契約見込みとなり、展示会翌月の売上が57%増になりました、とのご回答をいただきました。

 

当社へご依頼いただいた理由もお聞きしました。

「貴社のHPで掲載されている事例を見て、非常にかっこいいと思って依頼しました」とのこと。

はい。ありがとうございます(笑)

ただし、当社はかっこいいだけではなく、来場者もしっかり集める結果の出るデザインを目指しているんですよ(笑) きっとこのことは今回ご依頼いただいて実感していただけたのではと思います。

BGMさんは、今回の手ごたえから会期中に次回の出展も決意。

来年は今回の2小間(この展示会では1小間と呼称)から倍の4小間にされました。

当社のプレッシャーも倍増。

来年はより高い効果が出るように当社も全力でサポートします(笑)

 

■株式会社ビージーエム

http://www.bgmlife.jp/

 


テーマ:

ここしばらく展示会ブースで来場者が集まらない場合の理由について書いてきましたが、次は「展示会ブースを作る目標」について書いてみましょう。

 

展示会のブースをつくる(デザインする)上で目標とすることはなんでしょう?
何だか、これだけでは漠然としていますね。


まず、当たり前のことですが、「来場者を集めるため」。
そのために、どのような形状であるか、どんなキャッチがいいか、どんな風に商品を設置すればいいかについて検討することになるわけです。
もちろんこれは最も重要なことなのですが、当社ではブースを作る上での目標として以下の3つを掲げています。

 

1.お客様を集めること
2.よい会社イメージを与えること
3.会社の「可能性」を感じていただくこと

 

まず、1番。

来場者をより多く集めることは大切ですが、その「内容」も大切。

来場者であれば誰でもいい、ではなく、できるだけ多くの見込み客を含んでいた方がいいですよね。

より質の高い来場者を集めるためにはどうブースをデザインしていけばいいのか、それを徹底的に考えます。

 

そして、2番目。「よい会社イメージを与えること」
これも書いてしまえば当たり前のことのように思えますが、正確には「ブランディング的」な観点からの「見え方」という意味になります。

ただ単に見映えがいいとかカッコいい、というのではなく、その企業の持つ企業イメージや商品・サービスのイメージなどを考慮し、その「ブランディング力を高めるため」に正しい外観イメージにする、という意味になります。展示会ブースにおいて外観イメージをよくするためには、形状の工夫や文字の選び方、照明の当て方も大切ですが、壁面の文字やグラフィックなどの「文字組み(タイポグラフィー)」やグラフィックの選び方・配置などがかなりブースの品格を左右する重要な要素となります。

 

そして、3番目。

1と2は分かりやすいところではありますが、できれば、それらに加えて「その出展企業の将来の可能性や会社自身のもつ魅力のようなもの」も感じてもらえるようなブースにしたい、といつも考えます。

とは言え、これをどのようにブースに反映するかはそのお客様によって様々なのですが、例えば、お客様の商品がある「技術」である場合には、その技術をブース内に収められるだけ掲示・紹介し、来場者に「こんな技術を持っているのだな」と思っていただく、それだけでなく、「困った時にはこの会社に相談すればいいんだな」とプラアルファに思っていただくようにすること。また、その会社の「人」に魅力がある場合にはその人柄も伝わるようにブースを工夫する、等出展社様と話すことで当社が感じる「魅力」のようなもの、などをブースに表現するようにします。

 

展示会ブースは展示会の期間の間だけ、ただ商品を見せるだけでなく、その展示会後、その先までを見据えて、その企業のイメージを来場者に擦り込ませること、そして後日その出展社を想起させるように仕向けることも重要なのだと思います。
その意味で、展示会ブースをつくる目標とは、その展示会の期間中の成果だけでなく、その未来にも目標を見据える必要がある、と当社は考えています。

 

 

 

 

[ 掲載写真]フリーマム様/ギフトショー

 

今回掲載する事例写真はギフトショーにおける1小間ブース。フリーマムさんのブースです。

フリーマムさんはインテリアに馴染むセンスの良い商品デザイン・パッケージデザインの消臭スプレーなどを扱われています。デザインだけでなく、その能力もしっかりとしており、既に東急ハンズさんなどにて取り使われています。

 


テーマ:

 

[名刺獲得数1100枚。後日営業へと繋がった枚数430枚]

 

NISSHA様こと日本写真印刷株式会社様は昨年の三次元加飾展以来、複数の部署、展示会でご依頼いただいています。

 

NISSHA様のご担当者様は実は初めは当社主催のブースデザインセミナーにお越しいただきました。

当社は定期的に自主開催のブースデザインセミナーを行っているのですが、そのセミナーにわざわざ京都からお越しいただき参加していただきました。

 

今回のこのブースは4月に行われるファインテックでのブース。小間位置を考慮し、内部方向集中型のブースとしました。ブースの中心に「来場者が固まるポイント」を敢えて設定し、少人数でも「集まっている感」を出すようにしています。

 
今回ブースの中心に置いたものは、パターニングロールと言われるもの。
専門でない私には詳しくはわかりませんが、技術によって細かな図形をロールに書き込めるもの。
(きっと、こんな説明ではだめなのでしょうが・・・・・笑)
 
当初、このパターニングロールは、小さ目に置こうとのお話だったのですが、ブースのデザイン上、ブースの真ん中に来場者が集まるポイントを作りたかったため、「真ん中に大きく置きましょう」とご提案させていただきました。
そして、その周囲にはNISSHA様が持つ他の技術の紹介を展開し、真ん中のパターニングロールを見た後にその流れのまま他の展示台を見て、さらに奥にある「未来の技術」のエリアへ進んでいただくようなゾーニングにしています。 ブース全体では内部を明るくし、外側には敢えて照明をつけないことで「ブース内部が明るい」感を強く感じていただくようにしています。
 
 
会期中は、この考え方が奏功して、常に上記の↑の写真のような状況が続きます。
4小間サイズ以上の大き目のブースになった場合、ブースの中心部分に敢えて「集まるポイント」を作ってあげると、少人数でも「集まっているように」見えやすく来場者が近寄りやすい雰囲気を作り出すことができます。

 

さて、3日間の結果ですが、名刺獲得総数は1100枚。そのうち見込み客として後日営業に繋がったのが430枚、だそうです。嬉しい言葉ですね(笑)

 

NISSHAさんの担当者様に当社にご依頼いただいた理由を改めて聞いてみました。

 

「話したことがあるかもしれませんが、自分たちでデザインをしていたこともあり、Webサイトでブースをリサーチしていたところ、御社の製作されたブースの写真が偶然集まっていました。

商品が主役であること/人に認識されるための工夫(グラフィック処理)/新しい試み(チャレンジ)/スッキリ、整然とした構成(変な曲線がない)
 また、セミナーに参加させていただき、制作する上でのポイントを把握されており、多くの案件に取り組まれた実績をどんどん新しい案件で試して、さらなる実績を生み出されている点から信頼することができました。」

 

とのお言葉。当社にご依頼になる前、WEB上で気になったブースの写真を集めていたところ偶然当社のブース写真が多かったのだそうです。ご依頼の後このことを聞いた時には「縁なんだな」と嬉しく思ったのを覚えています。

Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved.