ニチジョウ-ノ-フウケイ

展示会ブースデザイン事務所のブログ|スーパーペンギン


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今回の國學院大學さんのブースデザインでは、クリアファイルのデザインも担当させていただきました。

それがこれ↑

と、言ってもよくわからないですよね。

國學院大學さんのキャラクターに「こくぴょん」というウサギがいます。
なかなかにかわいいキャラクターなのですが、さすがに男子学生が持つにはなんか恥ずかしそう。
なんか、男子学生でも「持ちたい」と思うような、かつオシャレな大学生が持っていて、他人に自慢できるようなものは出来ないだろうか・・・。

ということで、今回のクリアファイルでは、「男子学生でも持てる、センスのいいクリアファイル」をコンセプトに検討してみました。

通常ならクリアファイルの表面に、カラフルなキャラクター・文字などを印刷するところですが、今回はあえてキャラクター部分を透明に。

クリアファイルの中に色のついた紙を入れると「こくぴょん」が浮き上がってくるようにしています。↓






専門的な説明をすると、通常クリアファイルでは、透明なクリアファイルの上に絵を印刷するためにはその絵の裏に透けないようにするために「白打ち」という下地の印刷をします。

今回はその技法を利用して、キャラクターの絵「以外」の部分に「白打ち」をしているんですね。
なので、クリアファイル全体のイメージは、乳白の感じ。そして絵の部分だけが抜けています。

このクリアファイル、ブースの傍で無料配布していましたが、人気であっという間になくなっていったそうです。

ブースもいい感じで仕上がりましたが、このクリアファイルの人気の方がよかったかも・・・(笑)

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大学内でのブース事例。

以前國學院大學さんでデザインした展示ブース。
今回はその続き。

第2回の今回のタイトルは「RING-LEAF PROJECT」

リング状のカードに、学生それぞれの声を記載しブース内に設置します。




ここには、学校側にはなかなか伝わってこない学生さん達の声が書かれます。
大学への要望。日常の悩み。なにげない言葉。等。

設置された「声」の葉に反応して、他の「声」がその葉に続きます。
葉はツタとなり、枝となり、木となります。
そうして完成してくるのが、さながら学生達の声の森。

大学側が学生達の声を聞くために、ただアンケートと言う形だけでなく、ちょっとした何かのイベント的要素を入れることで、よりリアルな声を集約しようとする試みです。

学生さん達は自分達が書いた「声」の他に、他にどんな声が出ているのかが興味津津。
毎日立ち寄っては、「声」を見ています。

学校内の吹き抜けのスペースに設けられたこのブースは、高さのある場所であることを意識して上からも見られるようになっています。

今回のブースは、機能的、というよりも「空間を体感する」ことを重視してデザインしてみました。
今回の対象は、在学生でも、特に4月から入学した新入生を対象としています。
「なんか、面白いことをしているな」
と、まず思ってもらうこと。
そして、学生の声を大学側はしっかりと聞いてくれて、それを改善にしっかりと反映してくれるということを、文字通り「かたち」にして表現しているブースになっています。

ちなみに、今回の模型はこちら↓


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ブースデザインセミナー大阪


先週大阪にて出張ブースデザインセミナーを行ってきました。

今回はお受けしたブースデザイン業務に付随して、同業の設営会社さんに対してのものでした。

通常出展社の方にお話している内容を、今回はお話しさせていただいたのですが、セミナーを終えた後の質疑と話題は、この業界でどうやって仕事を取っていき、出展社の方によりよいものを提供していくか、という話になりました。


この業界は出展社1社に対し、相当数の設営会社がコンタクトし、提案のコンペと言いながら、実質は価格競争となっており、努力の割には利益が少ない、という状況になっています。


お話しをお伺いしていて感じたことは、どんなデザインがいいか、の前に現在のこの業界の状況の中、安定してお客様からお仕事をいただくためには、提案手法やブースのデザイン手法の前に、もっとお客様目線に立った業務を提供できる「他社と差別化した会社としてのスタンス」を考えることが必要なんじゃないかな、と思いました。

お客様は展示会に出展するからには成功したいと思っている。それに対して自分たちは何ができるのかをとことん考えて実行していくこと。

そうすると、何をすべきかはおのずと見えてくるのではないかな、と思うのです。


ほとんどのコンペは「案を選ぶ場」となっており「金額を決める場」になっているように思います。

当社も状況によって時々コンペに参加しますが、出展が成功し本当の意味でお客様のためになるブースって、しっかりとお客様とやり取りをして一緒に作っていかなければいけないと思うのです。

コンペで出てきた案のみを見て、「この案」と決めることはどうなんだろう、といつも思います。


コンペとは案を決める場ではなく、「出展するためのパートナー」を決める場であるべきだと個人的には考えています。そのことを出展する側の意識として変えていってほしいなと思います。

また、コンペに参加する我々の業界の方々の意識としても、「お客様のことを第一」に考える、という風潮を広げることで何かが変わってくるのではないかと思うのです。

案を気に入ってもらう、というだけでなく、その案も含め、自分の会社のスタンスを他社と比べて評価していただけるようにすること。そのことが自分たちを選んでいただき、ひいては売り上げを上げていくことにつながると思うんですね。


通常のコンペであっても相手に勝つ、という点では確実なコツがあります。

余談ですが、コンペで他社に対して勝つためには個人的に3つのポイントがあると考えています。

Positining そしてPlanning、最後にPresentation

この3点を抑えてお客さまに提案することで、コンペは勝ち取ることができます。

この話はまた改めて書くとして・・

もちろんそれで堂々と勝負して勝つこともよいかもしれません。

特に建築の世界ではそれが一般的です。


ですが、展示会ブースは建築とは異なり、「お客様を成功させる」ということがもっとも大事なこととなります。そうすると、成功させてくれるパートナーを選ぶというのが本来の趣旨なのかなと思うのです。


同業の方向けのセミナーはあまりやってはいないのですが、行う場合はこのような業界の現状も踏まえてお話ししないといけないかな、と今回思いました。

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