ニチジョウ-ノ-フウケイ

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展示会ブースデザイン事務所のブログ|スーパーペンギン

スーパーペンギン|SUPER PENGUIN INC.




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www.superpenguin.jp




このブログは、スーパーペンギン代表、竹村尚久によるブログです。


当社の業務は展示会のブースデザイン。


キーワードは、「企業の進化をデザインする」こと。


関わったお客様の成長と発展のお手伝いをするのが仕事。


そして、同時に自分達が成長することも目標。


そんな「進化」をキーワードにブログを綴っています。


テーマ:

 

[名刺獲得枚数、目標の170%強。約半数が商談予定獲得] 

 

昨年7月に開催されたISOT国際文具紙製品展でのブースです。

この時ご依頼いただいたのは、株式会社アーツ様。大阪の会社様です。

「おたより本舗」という年賀状印刷サイトを運営されており、ネットでの年賀状印刷サイトとしては「ネット通販全国第一位」を獲得されています。

そんなアーツさんが、今回ISOTに初参加。

その際、当社を見つけていただきご依頼をいただきました。

 

「年賀状」のみを扱うブース。

シンプルでいてなかなか難しいブースです。

全体の印象は、ベタではありますが白を基調に赤をアクセントカラーにしています。

葉書を展示することで「葉書」関係のブースであることは来場者の方にとってすぐに分るでしょうが、その上で「年賀状専門」であることを理解していただかなくてはいけません。

そこで、全体の色調に加えて大きく「年賀状」の文字を記載。

ブースの手前に設置した梁から壁面全体に照明を当てて周囲より明るい印象を作り出しています。

 

 

さて、今回のアーツさんのブース。

以前別の記事で同じISOTでのブース「BGM」さんのブースをご紹介しましたが、

今回小間位置を見てみると、当社が同じく担当させていただいたBGMさんのブースが向かいであることが判明。

この状況は利用しない手はありません。

そこで、BGMさんのブース、アーツさんのブースを一体的にデザインし、相乗効果でお客様が集まるように仕組んでみました。どちらのブースも通路際の展示台を活かして、来場者が通路際から商品を見やすくしています。

BGMさん、アーツさんそれぞれの会社名、そして「年賀状」の文字は正面の通路から向かって一番見えやすい壁面に多少大きな余白を持たせて記載しています。「年賀状」という文字の大きさは正面の通路から見やすいことを想定したサイズにしているんですね。

2つのブースの高さは周囲(2.7m)よりも30㎝高い3mに敢えて設定。

細かな事ですが、多少目立つようにしているのです。

そして、照明も手前から壁面を照らし、ブース全体を明るくしています。

どちらのブースも壁面に適度な余白感を残すことで、ブース全体がごちゃごちゃしないような工夫を行っています。

 

 

一体的に考えたブースは遠目からはまとまって見え、加えて照明の効果等によって、来場者にとっては「無視ができない」ブースとして感じてもらえるようにしているんですね。

 

 

アーツさんの年賀状は多くのデザイナーさんによって構成されています。

壁面には、デザインの方向性によってカテゴリー分けを行い、その下にはそれらを分類した店舗什器を設置。

 

 

通路際の展示台には、昨年2017年1月で人気のあったデザインをランキングとして参考展示してみました。

来場者が、昨年はどんなデザインが人気で売り上げがあったのか、参考になるようにしていたんですね。

 

さて、そんなアーツさんに出展の結果や当社にご依頼いただいた理由などをお聞きしてみました。

3日間で獲得された名刺の数は163枚。

個人的にもっと集まってほしかったのですが、これは当社の力不足もあると思います。

ただ、目標枚数から比べると達成率170%強、とのこと。

また、163枚のうち、「今すぐ商談を行う」ことになったのは78枚、とのこと。

「今すぐではないが、検討したい」とお答えになった枚数は20枚。

枚数は163枚でしたが、内容としては決して悪いわけではなかったようで安心しました。

会期中の反応について聞いてみました。

 

「想定より170%強の反応をいただきました。

慣れない接客ではありましたが、見込み客、来場者ともに好印象で商談を進めることができました。

ブースに立ち寄り、商品を手に取って立ち止まっていただくことで声をかけやすかったです。

展示会での接客が全くわかりませんでしたが、立ち位置から声掛けのタイミングまで細かいところまで教えていただき、なんとか来ていただいた方に説明することができました。

熱心に話を聞いて下さる方やカタログとサンプルとけん玉(粗品)をもらって帰られる方、パックの年賀状ということがわからず説明して初めて理解された方など、反応は様々でしたが、豊富なデザインに皆さん感心されていました。」

 

とのご回答。ひとまず安心しました(笑)

 

そして、当社にご依頼いただいた理由についてお聞きしました。

 

「前年度のISOTで弊社のイメージに近いブースデザインがsuperpenguinさんの作品でした。

デザインはもちろんのことブランディング力と集客力の実績もありお願いいたしました。

実際初めての打合せでは、初出展の不安から期待に変わったのを今までも覚えております。

また、商品イメージをより良くしたかったため、弊社が『このブースの商品を買いたい!』と思ったブースを手掛けられていたスーパーペンギンさんに依頼しました」

 

実は、アーツさん、2016年に当社が手掛けたカンミ堂さんのブースを見ていただいていたらしく、それがご縁で当社を見つけていただいたようです。

2017年に入って、ご連絡をいただき、まず当社が実際にデザインした実物ブース(多分ギフトショーだったかと思いますが・・)を会場で見ていただいてからご依頼を決めていただきました。

 

その他にもご感想をいただきました。

 

「初出展だからこそ、全面的にお任せできると思いお願いいたしました。会期までの間もいろいろとアドバイスをいただき、ブース以外の展示会ノウハウなど、レクチャーしていただきました。 開催会場は遠方でしたが、搬入など事前準備も先にアドバイスをいただいておりましたので、問題なく当日を迎えられました。 前日の設営の際、急な追加変更なども快くぎりぎりまで対応していただきました。 本当にお世話になりました。ありがとうございます。

最初に訪問してくださり、会社の雰囲気やブランドイメージなど、ヒアリングしてからスタートだったため、とても安心しました。 先に提案をいただけたので、それに対してこちらが要望を伝える形でとても進めやすかったです。 経験豊富なため、ブース以外の接客や販促品等のアドバイスも大変助かりました。 来年は、もっとターゲットを明確に、こちらが来場者に対して目を引く提案ができるようなブースづくりをしたいと考えていますのでぜひよろしくお願いいたします。」

 

アーツさん。来年も出展を決められたとのこと。

この年末。当社も年賀状売り場をチェックをしつつ過ごしてみましたが、店舗において他社との差別化を行う、ということはなかなか難しい商品だ、と感じます。デザインの違い、というだけでは決して強みにはならないのでは、と。

そんな状況の中で、いかに「年賀状」をネットだけでなく全国の「店舗」へと展開していくべきか。

展示会への出展においては、単にブースのデザインだけでなく、バイヤーさんの立場に立って、どのような提案の仕方をするかが重要、と感じます。

今年のISOTが楽しみですね。

次回は、今年以上の成果が出せるようご協力したいと思います。

 


テーマ:
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
昨年は当社にとって、飛躍と進化の年でした。
会社名の変更に始まり、年末には新しい事務所も決まり、今月いよいよ引越しを行います。
また、昨年は当社にとって今後の進化のきっかけになる大切な物件の経験もできました。
 
今年、当社は「拡散」をテーマに活動を行っていきます。
それは、よい意味で当社の活動を広げていくことを意味しています。
2014年より開催しているブースデザインセミナー。
今年は今月17日を最初に2か月に1度開催していきます。
また、通常のブースデザイン物件もこれまで通り、デザインだけでなく出展社様の出展が確実に成功するように集客性をしっかりと考えたデザインをご提案していきます。
 
昨年中は様々な方々に支えられて、発展していくことが出来ました。
当社に関わっていただいた皆様に心から感謝いたします。
そして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

テーマ:

今年9月に行われたギフトショー。

NIPPON QUALITYはその会場内で中小企業整備機構さんによる海外販路開拓ブースになります。

海外に商品を展開したい中小企業さん32社がこの24コマのブースに出展されています。

当社はこのNIPPON QUALITYのブースデザインと共に出展社の方々への集客をアドバイスするブースデザインセミナー、と会期前の出展対策講座を担当しました。

今回出展される32社さんはこのブースで様々な商品を出品されます。

それらは出展の審査を勝ち残ってきただけあってどれも秀逸なものばかり。

当社の使命は、その出展社の方々のためにブースを作るだけでなく、確実に出展に成功していただくこと。

そこで、ブースをデザインするのと同時に、それぞれの場所をどう飾り付けるか、どう接客すればいいのか、今回のブースをどう「使えばいいのか」を出展社説明会の時と会期の3週間前にセミナーを2回行いました。

 

今回の小間の形状は間口6m×奥行36mという縦長の小間サイズ。

分野は違いますが、機械要素技術展などは同様の中小企業さんの合同ブースがあり、同じ小間サイズの出展が多く見受けられます。

今回のような縦長の小間形状、通常は(慣例では)外部の通路に面して出展社を並べ、ブースの内部は「商談スペース」にする、というレイアウト方式が一般的です。

普通に考えると今回のこのNIPPONQUALITYも同じように外の通路に向けて出展社ブースを32社分並べ、内部を商談コーナーにする、という形式をとります。

しかし、今回のこのNIPPONQUALITYブースは、思い切ってブースはすべて内向き。

ブース内部に通路を設け、中心部に商談用のカウンターを設置。その中心に面して各出展社のブースが並びます。さながら浅草の仲見世のように。

これまで機械要素技術展などに見られる同型の小間形状のブースレイアウトには問題がありました。

まず、各出展社がブース前に並び立ってしまい来場者が近づきにくくなっていること。待機方法がよくないんですね。多分どなたも待機方法、接客方法には深く触れていないのだと思います。来場者が近づきにくくなり、その結果お客様が集まらない。その結果、内部に設けた商談コーナーは出展社の休憩場所・出展者同士の団欒場所になってしまっていること。
ほとんどの合同ブースがこの悪循環に陥っているように感じました。

そこで、今回のNIPPONQUALITYでは、思い切ってレイアウトを反転してみた、というわけです。

 

 

結果は大成功。

会期中、ブース内は常に来場者で埋まっており、このブースの狭さが申し訳なく感じるほど賑わっていました。

会期中出展社の方に、「窮屈なブースですみません・・」とお伝えすると、「いやいや、お客さんはどんどん来てくれるし、昼ご飯を食べる暇もありませんが、集まらないよりははるかにいいですよ!」と嬉しそうに答えていただけました。

そうなんです。とても皆さん窮屈そう。。

でも、そのことも想定はしてて、ブース内どこからでも出入りできるようにレイアウトは工夫しているのです。

 

そして、実はこのレイアウトの特徴を最大限発揮していただくために、32社の出展社の皆さんには、商品の並べ方や「待機方法」「お声がけの方法」までセミナーでしっかりお伝えいたしました。

このレイアウト、すべてが計算づくなのです(笑)

3日間の会期を終え、出展社の皆様にアンケートを取ったところ「満足度100%」!

中小機構さんが集計した結果、過去最高とのこと。そして、批判的なコメントは一つもなく、皆さん「是非次回も参加したい」とお答えになったそうです。

嬉しいですね。

このような合同出展ブース、今後も是非広めていき、成功する中小企業さんが1社でも増えていけばいいと思っています。ポイントは集客がしっかりできるブースデザインとそれを使いこなすために出展社に的確なアドバイスを行うブースセミナーの併用だと感じています。

 

 

 

当社はブースデザインだけでなく、ブースデザインセミナーを定期的に開催しています。

全国に対応していますので、ご興味のある方、是非当社宛にお問い合わせください。

 

■SUPER PENGUIN INC.

http://www.superpenguin.jp/

 

■NIPPON QUALITY in Giftshow

http://nipponquality.smrj.go.jp/