私の初恋は今の彼。
全ての初めてを彼とした。
友達は初恋遅くない?と
よく言う。
小学生や中学生のときに
好きな人いたはずだよって。
私は友達に言えない
ある経験をして男の人が
怖くなった。
中学1年の夏の日。
母のお見舞いをして帰宅。
夜の20時すぎだった。
父はまだ帰っておらず
鍵を開けて自宅に
入ろうとした瞬間
うしろから抱きつかれ
そのまま自宅の中へ。
玄関に倒され
口を押さえつけ
首を舐め胸を揉まれ
下半身をたくさん触られた。
抵抗しても力が強すぎて
何も出来なかった。
犯人が片手で
ズボンを脱ごうと
する時に少しの隙があって
押さえつけてる
犯人の手を噛んで
『助けてー助けてー』って
大声をだした。
犯人は
慌てて逃げて行った。
怖くて体が震えていた。
這いつくばって
隣の人のインターホンを
鳴らして
警察を呼んでもらった。
父も帰ってきて
鑑識の人に私の指紋、
父の指紋、部屋についた
指紋を取られ
後日2時間ほど警察署で
詳しく事情聴取。
警察の人は私の
帰りを付けてきていたか
ストーカーかも
しれないと言った。
その日からうしろを
ついて歩いてくる人の
足音が怖くなった。
3年が経ち高校に
入るころには
事件のことを忘れていった。
バイトで彼に出会い
声をかけられるようになって
初めて頭をポンポンと
された時不思議と
怖くなかった。
私は彼を好きになった。
触れたいとさえ
思うようになってた。
遅い初恋。
とてもすてきな人に
出会えました。
電車で痴漢されることも
多くて事件のことを
思い出したりする。
女性を狙う性犯罪。
許さないぞ!

