バイトを終えて外に出ると
『○○せいかさんですよね
ちょっといい?』
と声をかけられた。
彼の奥さんだ。
前にファミレスで会ったから
覚えてる。
えっ?なんで?
どうやって私が
ここでバイトしてるって
わかったの?
調べたの?と
頭が混乱した。
奥さんは話し始めた。
『高校生だったのね。
なおやの相手。
ファミレスで会った時は
高校生だとは思わなかったわ。
あなたが現れなきゃ
よかったのに...
若さでなおやを誘ったの?
あなたが誘えば男は
断らないんじゃない?
きっとなおやも
そうなんでしょうね』と
言いたい放題言う。
言い返していいものか
黙ってればいいのか
悩んでた。
『早く何か言ったら?』と
イライラする奥さんに
私は
『若さで誘った訳でもないし
なおやさんから
ちゃんと付き合おうって
言ってくれました。
お互い好きだったんです』と
言い返した。
奥さんは私の頬を叩いた。
『最低ね高校生のくせに。
私があなたを訴えたら
どうなるか
わかってるの?』と
言った。
脅してる?
でも訴えるって言葉に
ドキッとした。
私は何も言い返せなかった。
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