涼しい。

朝の風がやっと涼しくなった。

昨日は手のひらがほてって眠れなかった。

冷凍庫の保冷剤を出してきて、握ったり離したり。

たまにこういう日がある。


朝ヨガ、20分。

ヨガをするとからだがとてもあたたまる。


朝食後、仕事を少し。

事務所へ行く夫を見送りがてら、

久しぶりに「ネルケン」へ行こうかな!と思い、高円寺へ行く。

しかし「ネルケン」には準備中の札が・・・。

これまでで初めてのことだ。

「ネルケン」の開店時間は11時。いまちょうど11時である。

もしかしたらすこし遅れて開店するのだろうかとひとまわりしてからもう一度戻ってきても

やはり準備中。

今日は休みになるのかもしれない。

また日をあらためて来てみようと思う。


中野に戻って、ジムへ。

やっと体力が復活してきたのでジムも復活。

最初はおとなしめにしようと、柔軟30分、筋トレ30分にとどめる。


お腹が空いたのでゴーヴィンダスでランチをしてから、

帰宅。

すると昨日、夫が見たという「自転車のかごのなかのにゃーにゃー猫」を私も見てしまった。

マンションの自転車置き場には、過去の住人のものと思われる自転車も数台停められているのだが、

そのひとつの前かごに、にゃーにゃー猫がすっぽりと入って眠っているのである。

か、かわいい・・・かわいすぎる・・・。

起こさないようにそうっと近づいて、写真撮影。

その音で目を覚まし、にゃーとひと鳴きするにゃーにゃー猫。

しかし眠いせいかすぐに目を閉じる。

かわいいなあ。

いいなあ。

私も猫を飼いたい。犬でもいいけど。


戻って、仕事のつづき。

今度おこなう調査の設計がここ数日の仕事。

デプスインタビューの調査票を作成し終えたらひととおり終了。

昨日お会いした調査会社さんにパネルのスクリーニング条件を渡しておいたので、

来週にはインタビューができる予定である。


夜、仕事をしていると夫から電話。

お腹空いている?パスタ食べいけへん?とのこと。

明日は私が友だちとランチ、明後日は打ち合わせが入っているので、

パスタを食べられないから、という。

本当は晩ごはんをつくる材料などを買っておいたのだが(ナムルを予定)、

明日にまわすことにし、「パスタキッチン」で待ち合わせ。

いそいそと出かけると、ちょうど中野駅の改札のあたりで

夫とばったり会う。前回と同じだ。

前回は私が改札のなかで夫が外だったけれども。


夜にお邪魔するのは久々なので

夜メニューのピザ(マルゲリータに、お任せトッピングをしてもらう)と、いつものガーリックパスタをいただいた。

最近のお気に入りはガーリックに「野菜」をトッピングすること。

以前は「キャベツ」だったのだが「野菜」だと、キャベツのみならずブロッコリーやアスパラ、トマトなど、たくさんの種類の野菜がふんだんに盛り込まれるのだ。

満足。


近所にできた韓国料理屋を偵察してから帰宅する。


朝ごはん。

夫は筋ポック(以前つくって冷凍しておいたもの)、茄子と油揚げと玉ねぎの味噌汁、

私は卵サンド。マヨネーズを少なめにしたら中途半端な味になってしまった・・・。


昼ごはん。

ゴーヴィンダスにて。


晩ごはん。

パスタキッチンにて。



おいしいものは人生をハッピーにする。

眠いんだにゃ。





朝ヨガ、20分。


ごみ捨てに行ってくれていた夫に

「にゃーにゃー猫いた?」と聞くと、

いた。自転車置き場の自転車のかごの中に入ってた。という。

自転車のかご!いったい何者なのだ・・・。かわいすぎる・・・。

見に行ってくる!といえを出ると、しかしもうかごの中にはいなくて、

集合ポストのあたりでたたずみ、目があうとにゃーと鳴く。


昼から打ち合わせ。渋谷へ行く。

いま新しくつくっている商品に関していろいろと調査をしている。

その調査の一環で、今回はデプス調査のパネルを確保してくれる会社のひとたちと

顔合わせ兼打ち合わせ。

夫の会社のものなので、夫も同席。

というか私が夫のサポートにまわる。


1時間ほどで打ち合わせ。

リサーチ会社の社長さんはとても気さくな女性で、

たぶん50代後半だと思うのだが、はつらつした感じの方だった。

円満にというか円滑に打ち合わせが終わる。


お腹が空いたので、渋谷でなにか食べていこう!ということになり、

夫が携帯で探して「東京トンテキ」という店に行くことになった。

昨日、夫が見ていたテレビでたまたま紹介もされ、絶賛されていたらしい。

だったら混んでいるかな?でも時間も外れているし大丈夫かもね、ということで行ってみる。

数人並んでいたのだけれども、あまりゆっくりと食べる雰囲気の店でもないので

回転はそこそこ早そうだ。待つことにする。


しかしこのお店、西か南に面したガラス張りなので、

めちゃくちゃ暑い。

クーラー効いてないのか?もしや回転率を上げるためにわざと暑くしてるのでは・・・と邪推したくなるくらいである。

あまりにも暑いのと、肉があまりにも大きいのとで、ダブルパンチという感じである。

涼しい季節に、めちゃくちゃお腹を空かせて、あるいは男性なら、よいかも。

味はまあ、悪くないです。でもそこまで騒ぐほどかなあ・・・というのが正直なところ。


ビックカメラに寄り、デジタルカメラ(夫が使う仕事用と自宅用)とオーディオ(自宅用)を下見してから

羽冨でお茶。

渋谷の喧騒はこの店には入ってこない。ほうっとしながら時間を過ごす。

夫と仕事の打ち合わせ少々。


事務所へ行く夫と高田馬場まで行き、

夫は事務所へ。私は小滝橋まで歩き、バスで自宅へ。

スーパーマーケットに寄る。


にゃーにゃー猫いた?と帰ってきた夫に聞くと、

いた。ポストの前でソファしてた。と夫。

ソファとは、横すわりに長々と伸び、まるでソファに寝転んでいるみたいに見えるのでそう呼んでいる。

本当におまえはどこの子なのだ?


朝ごはん。

夫は昨日の天麩羅の残り、豆腐と若布と舞茸の味噌汁(これも昨日の残りだ!)

私はぶどうパン。


昼ごはん。

「東京トンテキ」にて。


晩ごはん。

夫は事務所で食べてくるのでひとりごはん。

牡蠣フライ(お惣菜屋さんで購入)、枝豆、茄子と油揚げと玉ねぎの味噌汁、かぼちゃの煮物。

牡蠣フライに目がないのでお惣菜屋さんで目にするとよほどの自制心がない限りついつい購入してしまう私。



今日もやや早起き。

朝ヨガ、20分。


朝ごはんをそとで食べたくなった夫といえを出て、

どこか開いていなかな~と街をうろうろとする。

中野は住みやすい街だと思う。

住んでみるまでは住みたいとは思ったことがなかったのだけれども

(失礼ながら、ごみごみしている・騒がしい、という印象を抱いていたため)

住んでみるとなかなかいい街である。


中野で唯一、残念だと思うのは

喫茶店が少ないところ。

たとえば今日のように「おいしい朝ごはんが食べられる喫茶店、もちろん珈琲もおいしい」というようなお店に行こう!と思うと、一軒もない。

高円寺や阿佐ヶ谷だと、いくつか浮かぶのに。

もちろんいくつか悪くない喫茶店はあるのだけれども。

でも「これにはこれ」みたいな、そういう喫茶店がほとんどないのだ。

人口は中野のほうが多いと思うのだけれども、中野は大きなフランチャイズチェーンのお店が多いので、個人経営の喫茶店などは成り立たなくなってしまったのかもしれない。

「前は中野にもいい喫茶店がたくさんあったのよ」と、以前、入った喫茶店@中野の奥さまも嘆いていらした。


というわけで結局、やはり、どこにも見当たらなかったので

チェーンのお店に入り、朝食、そして漫画喫茶へ・・・。

やはり予想通りの展開だ。


「おいしい関係」の最終話まで読む。

いい話だった。最後の可奈子さんの決断に対して、「めちゃくちゃ性格がいまいちだった男性が急にいい人になってプロポーズ」というのだけちょっと安っぽくなってしまって残念だったけれども、それ以外はとてもいいなと思う。

そういえば以前、ドラマでもやっていたけれども、主人公に起用された女性は、原作と全然イメージが違う気がするのだが。可奈子さんの役も・・・。


TSUTAYAで「ハート・ロッカー」を借りる。

帰宅後、夫と鑑賞。

うーん。なんともやりきれない映画。

戦場という非日常、緊張の連続の中でしか喜びや高揚を見出せなくなってしまう・・・冒頭のメッセージと一緒で、まさに戦争ジャンキーになってしまうということ。

ベトナム戦争でも湾岸戦争でもロシア(旧ソ)のアフガン侵攻でも、こうした悲劇がたくさんあったと聞いている。

あった、というよりも現在も続いている、悲劇。

戦争は本当に嫌だと思う。


夜、天ぷらをたくさん揚げてもりもりと食べる。

平和な生活を送れることへのたくさんの感謝。



朝ごはん。

喫茶店にて。


昼ごはん。

牛ステーキ、キャベツと玉ねぎの炒め物、大根おろし、ひきわり納豆、油揚げと茄子の味噌汁。



晩ごはん。

天ぷら、豆腐と若布とまいたけの味噌汁、かぼちゃの煮物。

天ぷらは、海老、ぶた肉、おくら、青紫蘇、茄子、かぼちゃ、ピーマン、椎茸、海苔、チーズ入りちくわの磯部揚げ。

ぶた肉の天ぷらは初めて揚げた。夫が「豚はある?」と聞くので、なにそれ?とたずねると、

豚や鶏などを塩胡椒して揚げて食べるのだという。

肉の天ぷらなんて初めてだ。天ぷらって野菜か魚、というイメージがある。

フライではなくて?天ぷら?といぶかしく思うも、夫曰く、そういうものは存在するらしい。

実際、とてもおいしかった。もしかして関西にはあるのかしら。


それにしても昼は牛肉、夜は天ぷらなんて

ちょっと食べ過ぎのような。




6時に目が覚める。
早すぎる…と思ったものの、目が冴えてしまった。
夫は推定4時には起きていて、たぶん仕事をし、
いまは静かなところをみるとリビングで眠っているのだろう。
そこまで思いめぐらせてから起きる。

寝覚めの白湯を飲んでいると、夫が目を覚ましてしまった。
やはり4時過ぎに起きてしまったという。
夫は仕事で考えたり調べたりすることが多くなると長い時間眠れなくなる。
いまはそういうとき。

夫と朝食をとり、洗濯や掃除などいつもの家事を済ませ、先週干せなかった布団も干す。
ついでに家中のカーテンも洗う。カーテンを洗うのは好きだ。
部屋いっぱいにふうわりと清潔な香り。

昼近くに散歩。
やはりというか、漫画喫茶に行きたいという。
仕事モードのときの夫の息抜きは漫画喫茶なのだ。
私は前回のつづきの「おいしい関係」を読む。
友だちがいちばん好きな漫画、といっていて、しかし私は途中までしか読んだことがなかった。確かになかなかに読み応えがある。
あと2巻で終わりなのが残念な感じ。

外に出るともう夕方の日差し。
15時。夕方と呼ぶにはいくぶん早い。もう秋なのだ。
日が短くなるのは淋しい。
暑いから忘れてしまうのだけれども、
確実に秋はやってきている。

朝ごはん。
夫はチーズトースト、
私はぶどうパン、ウインナー、スクランブルエッグ、
スプラウトと人参と玉ねぎのサラダ、トマト。

昼ごはん。
なし。

晩ごはん。
秋刀魚の塩焼き、大根おろし、クレソンのサラダ、おくらのたたき、茄子と胡瓜の浅漬け、茄子と油揚げと椎茸の味噌汁、トマト。

夫はそとごはんのため、ひとりいえごはん。

新秋刀魚は今年はじめて。
秋刀魚に少し塩をふって、香ばしく焼く。
秋には欠かせない。

スーパーマーケットでは、新秋刀魚が100円で売られている。
去年と値段が変わらない。
不漁で大変だと聞いていたのに?
どこかに無理がかかっていないか心配になる。
もちろん安いのは嬉しいのだけれども、労働に対して不当に対価を支払わないのはどうかと思うから。


夫がごそごそとしている音で目が覚める。

どうやら今日も蕎麦を食べるらしい。朝から。


朝ヨガ、20分。

起きた頃には夫の朝食は終わっていたので

食事の片付け、自分のぶんの朝食づくり、掃除、などをし、

夫が久々に飲みたいという珈琲を淹れる。

ここのところ夫は珈琲を飲むとおなかをこわすので、紅茶が多かったのだ。


午前中、病院経由で事務所に行く夫といえを出て、

そのまま帰宅するつもりが新しくはじめようとしている仕事の話になり、

それがなかなか白熱したので、そのまま夫と一緒に代々木の病院まで行き、さらに新宿で昼食も一緒に食べ、夫の事務所がある高田馬場まで行き、私は東西線で中野に戻った。

その間、ほとんど仕事の話をする。


一旦、家に戻り、少し仕事。

夕方、赤坂の「オゥ・レギューム」で大学時代の友だちと食事。

野菜がたっぷりのフレンチ。

久しぶりに行ったが、やはり野菜のつかいかたがとても上手だと思う。堪能。



さて昨日、読み終わった山崎ナオコーラさんの「指先からソーダ」。

70篇くらいの数のショートエッセイが載っている本である。


その中のいくつかに、山崎さんが「いじめられていた」ことが出てくる。

たとえばこんな風。


「飴、食べる?」

ポケットから飴を出すと、

「ありがとう」

友人はにっこり笑って受け取ってくれた。小学生の頃にいじめられていた私には、給食当番のときに「おまえの触ったパンは食べられない」と受け取ってもらえなかった経験がある。だから人が食べ物を受け取ってくれただけで、胸が熱くなる。大人は「ありがとう」と言ってくれる。大人になれて良かった、と感じ入る。


私はとてもびっくりとした。

「どうぞ」と誰かから飴玉を出されたときに「ありがとう」と舐める。

あるいは逆に誰かに「どうぞ」と出して「ありがとう」といわれる。

それは私にとってはとても当たり前のことで、それ以上でも以下でもない。

でも世の中にはこんなふうに胸を熱くしているひとがいるのだ。

たとえば山崎さんにとっては「いじめ」がそのトリガーとなる経験だ。

あるひとにとってはそれ以外のこともあるだろう。


「いじめ」について。

いまも世の中にいじめというものはあっていたましい事件がたくさん起きている。

そうして私の子ども時代も当然あった。

私は保育園の頃はいじめられっ子だったのだけれども、小学生、それも中学年以上からは、ほとんどいじめられた記憶がない。もちろん通過儀礼的に、クラスの子に数日間口をきいてもらえない、とか、靴箱に靴がない、というようなことは何度かあったのだけれども、それが長引いたり深刻だったわけではない。

ただもちろん口をきいてもらえない数日間はとてもかなしいしやるせない。お気に入りの靴がどこかへ行ってしまうのはかなしい。しかし私が残念なのは、そういったかなしくてやるせないという思いを知っているのに、だったらほかのひとにはしないようにしようというほど私はまっとうではなくて、流れに乗ってやはり同じように一時期的に友だちに口をきかなかったりすることがあった、という事実だ。そういう黒い染みのような記憶がいくつか、ほんのりと頭の隅にあって、それがときどき蘇ってきて嫌な気持ちになる。私って嫌な人間なんだ。私はそれを知ってるんだ。そういうふうな感じで。


だからこの山崎さんの、おそらくは「本格的ないじめ」を受けていたひとならではの

感じ方に対して、なんだかそれこそ胸が熱くなってしまった。

いまはたくさん友だちがいて、やりたいことができている、と書いている山崎さん。

だからこそこうしてその頃を振り返ることができるのだろう。よかったと思う。

おとなになってよかったと思う。


朝ごはん。

夫は蕎麦、

私はぶどうパン、ハムエッグ、茹でブロッコリー。


昼ごはん。

新宿のお店でカレー。

夫とはんぶんこする。


晩ごはん。

「オゥ・レギューム」にて。