同じ習熟度で

 

 



同じ読解力の生徒に

 

 



こと細かく勉強のやり方を指示

 



 

それを忠実に再現してもらったとしても・・・









 

 



意外なことに




同じような効果は期待できない。

 

 

 

 

 




 



 

パワーアップする生徒と

 

 



パワーアップしない生徒の違いは何か

 

 

 

 





 

 


その答えを知っておくだけでも

 



 

自習するうえでかなり役に立つ。

 

 

 

 

 

 







その答えは手段の目的化。

 

 

 


手段が目的となってしまう生徒は伸びない。

 

 

 

 





 

ちょっとわかりにくいので

 

 



誰もが経験したことがある話。

 

 







小学校の宿題鉛筆

「漢字を10回ずつ練習しなさい!」

 

 

 

9回だと先生にチェックされるし

 

 


11回書くと損だし

 

 

 

みんな必死に

 

 


ちゃんと10回書いたかどうかを数える。

 

 

 

 漢字を覚えることよりも




「10回」という回数に集中!

 













これぞ手段の目的化!





 

 

 

 



 

 




 

本来の目的ってこの宿題の場合




 

漢字を正確に覚えること。




 

そのための手段として




 

「漢字を10回書く」





という宿題が出されたわけだ。

 

 



しかし、実際のところ





勉強のやり方を守ることが





目的となってしまい




 

本来の目的を見失う。





まさに手段の目的化。





実はこれに似たようなことが





やってもやっても伸びない高校生の身にも





襲いかかっているのだ。
















勉強のやり方の指示が





細かければ細かいほど

 




その危険性は増す。

 

 

 


勉強のやり方を再現することに





意識が傾きすぎ





その裏にある本来の目的を





見失ってしまうからだ。












断言する!




手段が目的となってしまう




生徒は伸びない。








 

 



 

 

塾に通っただけで満足してしまっている生徒

 

 



有名講師の映像授業を見ただけで





勉強した気になっている生徒





模試を受けただけで何もしない生徒





勉強した時間の長さに満足する生徒

 

 



これらもすべて手段の目的化

 



伸びない生徒の典型例。

 

 

 

 

 








きみの勉強は知らず知らずのうちに

 

 




手段が目的化していないだろうか?