文化が人間を育む! | 南砺市長 田中幹夫(Mikio Tanaka) ちょっと一息!

南砺市長 田中幹夫(Mikio Tanaka) ちょっと一息!

      日々の想い、活動を書き込みます。

「文化が人間を育む。
衰退は本当の国難招く。」

愛読の北日本新聞「五濁の時代に」念仏の導き
木村宣彰先生の連載。

毎回私に大きなご指導を頂く。導いて頂く。
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今日は文化の力。

今日は今年福光美術館に作品をご寄付いただいた皆様に感謝状をお送りし、お話をさせて頂いた。

城端の石の彫刻家 岩城信嘉さんの奥様。
合併の前だと思うが。生前利賀の演劇祭で私が打ったお蕎麦を食べて頂いた時からご縁をいただいてアトリエにもお招き頂いた岩城さん。大作三点を福光美術館に寄贈いただきました。
今日は奥様にお越し頂きました。
河井寛次郎とのご縁。柳宗悦や棟方との関係などお聴きしました。
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続いて。これまたとなみ野の巨匠。林  清納先生。生活と隣のアトリエの間のケジメ、切り替えなど貴重なお話をお聴きしました。
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次が、これまた棟方志功から書の指導を得た勝山 栄さんの娘さん。棟方志功の袴腰山を描いた油画の話。福光滞在最後の年の作品。お二人の特別な仲が伺えます。
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そして、前衛書の巨匠石井  駿先生、克代先生。
お兄さんの南耕先生の作品の話。棟方志功との関係。利賀村との関係。いろいろお話を頂きました。
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皆さんとお会いして南砺市の文化芸術のチカラの原点を感じました。
終戦間近の疎開の時期に地方は大きな贈り物を頂いたように思います。棟方志功。柳宗悦。河井寛次郎さんなどその時代、もしくは次の時代を代表する芸術家が疎開という事で南砺地方に来て頂き、住民は刺激的な出会いをした。
もちろん地域の経済だけではない真に豊かな心、信心を逆に与えながら。

午後は県庁への要望と市町村長会の合間に念願だった秋水美術館にも行ってきた。
日本刀の魅力にはまり切りました。
技術と美の塊ですね。


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利賀の演出家鈴木忠志さんが世界の演出家とロシアのプーチン大統領に面談した話も聞きました。
今回で3回目ですって。

いやー。今日は芸術文化の日でした。

芸術文化は誠に大切です。これからも南砺市の文化度を高めて行きます。

そして今日は庄川左岸要望と知事や県幹部と市町村長の意見交換会に。
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